今週行われる重賞の登録馬です。今週は日曜にダブルG2ですね。中山では古馬の争い「オールカマー」が、阪神では3歳の「神戸新聞杯」がそれぞれ行われます。
【オールカマー(中山)】
オールカマー(G2) 中山芝2200m 2019年9月22日(日)
フルゲートは17頭 全馬が出走可能
1着馬に天皇賞・秋(G1)の優先出走権
※騎手厩舎は今年の芝ダート別の複勝率になります。昨年1年間と今年の成績を元に7段階のランク分けをしています。
ピンク>オレンジ>イエロー>無色>ブルー>パープル>ブラック
「間隔」の色は外厩効果を表しています。ピンク>オレンジ>イエローの3段階となっています。無色は外厩効果がゼロという事です。
出走登録馬は10頭となりました。
ここはノーザンファームの生産馬はグレイル、ミッキースワロー、レイデオロの3頭と比較的少なめですね。ちなみにミッキースワローはノーザンF系の外厩は使用していません。やや独自路線の馬です。中山大得意のウインブライトもいますね。
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 1-1-0-8
上がり3ハロン最速馬 4-1-1-4
3着以内馬の脚質 逃げ3 先行6 差し15 追込6
逃げ切り勝ちは2009年のマツリダゴッホただ1頭です。これは特殊なケースと言えるでしょう。あとはハナに立った馬は馬券圏内から全滅しています。差し馬が圧倒的有利ですね。ただし中山芝2200mは楕円形の独特なコースなので、ただの差し馬ではなく立ち回りの器用さと3~4コーナーで押し上げられるタイプが有利ですね。多頭数の時は外枠は不利になります。
「産経賞オールカマー」
1955年に創立された重賞で出走馬に広く門戸を広げたレースです。1995年にG2に格上げされ、2014年から天皇賞(秋)への優先出走権が与えられています。
レースについて:産経賞オールカマー 今週の注目レース JRA
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【神戸新聞杯(阪神)】
神戸新聞杯(G2) 阪神芝2400m 2019年9月22日(日)
フルゲートは18頭 全馬が出走可能です
1~3着馬に菊花賞(G1)の優先出走権
出走登録馬は11頭となりました。
「ノーザンファーム生産馬」
カリボール
キタサンバルカン
サートゥルナーリア
レッドザイオン
ワールドプレミア
ヴェロックス
当然ながらクラシックの王道トライアルなのでノーザンF系の独壇場です。その中でレッドザイオンだけがノーザンF系の外厩を使われていません(外厩明け2戦目)。ダービーの1,2番人気の馬がここから始動ですね。
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 1-1-1-7
上がり3ハロン最速馬 4-5-1-0
3着以内馬の脚質 逃げ4 先行5 差し12 追込9
阪神芝外回りという事で圧倒的に上がり最速馬の天下です。とにかく速い上がりを出せる馬が軸となります。逃げ馬はたまに展開に恵まれるか、前に行ける強い馬が来るというイメージですね。実力馬が強く、4番人気以下の馬は過去10年で11頭の馬券圏内となっています。枠の偏りはとくにありません。
「神戸新聞杯」
1953年に「神戸杯」という3歳ハンデキャップの重賞として創立されたのが前身です。1972年に現在の「神戸新聞杯」に名称が変更され、1995年から菊花賞トライアルとなりました。2007年から現在と同じ芝2400mの条件で行われています。
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