2019年重賞ファイル027
【金鯱賞(G2)】
金鯱賞(きんこしょう)の最終予想を行っていきます。予報では昼過ぎから雨となる予定です。降り方にもよりますが、馬場には多少は影響がでるかもしれません。この豪華メンバーなのでできれば良馬場で行われて欲しいものですが。
※上記のタイトルをクリックすると各項目にジャンプします
【重賞偏差値予想表】
金鯱賞(G2) 中京芝2000m 2019年3月10日(日)
偏差値はCASIOの協力で作成しています
※⑩アルアインは北村友騎手(A)から柴山騎手(D)へ変更(偏差値換算済)
追切展開あり ①⑧⑩⑪
展開★ ⑥
推奨穴馬 ⑦
★重賞勝負馬券★
★★★★★ ⑪
★★★★ ①⑧
★★★ ⑦
★★ ⑤⑨⑫⑬
★ ②③④⑥⑩
阪神よりは雨の降り出しが遅いのでそれ程影響は少ないかもしれません。良のままか、悪くても稍重というところでしょうか。晴雨兼用なのはやはりリスグラシューでしょう。現在安定期に入っており、時計の速すぎる馬場よりも良さそうです。多少でも湿ってくれると外からでも差せそうです。
相手は難解です。完全な良馬場ならダノンプレミアム。スピードが活きる馬場なら全く下げられません。今回はまあ相手候補というところでしょう。現在上昇期はエアウインザーです。勢いがある馬なら多少の馬場の問題は気にならないところもあります。
あとはギベオン。同じ距離コースの中日新聞杯を勝ってここに臨むのは良さそうです。あとは雨も考えて(人気もそれ程ないですし)⑤⑨⑫⑬の4頭を抑えます。
ペルシアンナイトは叩き2戦目にピークを持ってくるタイプなのでここでは買いません(厩舎の自信度も低いですし)。アルアインはやはり乗り下がりの影響は大きいでしょう。それに実は右回りがベストで、左回りだと多少ポテンシャルを落とすタイプなのが気になります。
馬連とワイドです。
そして3連複は⑪から①⑦⑧の3点とフォーメーションを抑えます。
①→⑪→⑧で決着!
勝ったのはダノンプレミアムでした!当日の雨で芝は稍重。最内枠からインで折り合いをつけ3番手をキープ。そして直線ではロスなく上手く立ち回りキッチリと勝利を飾りました!これは良馬場ならもっと抜けていたかもしれませんね。やはり2000mまでなら相当強いです。
2着はリスグラシュー。スタートはイマイチでしたが上手く上がっていく感じでした。直線では外から良い伸び脚を見せて勝ち馬に迫りましたが、やや及びませんでした。牝馬ですがこの馬なりの強さはしっかりと見せました。3着はエアウインザー。やはり順調なのでしょう。インから抜け出して追ってきましたが3着まででした。上位3頭が抜けていた印象ですね。
馬連1,500×17=25,500円的中!
3連複2,000×18.8=37,600円ダブル的中!
ここは馬連と3連複のダブル的中でした!偏差値通りの順当な決着だったのでもっと払い戻しは爆発しても良かったのですが雨予報で少し穴目へ手を広げてしまいました。
ただしペルシアンナイトは消して4着。良く走ったと思います。次走は叩かれて予定通り好走するのは間違いないですね。しっかり狙っていきましょう。アルアインも消して5着。こちらも良く走ったでしょう。騎手の乗り下がりはもちろん影響。そして雨も苦手。そして左回りはやはり成績が落ちますね。ただし直線の長い競馬場は合わないと言えるかもしれません。日本の左回り(JRA)は東京・中京・新潟といずれも直線が長いコースなので不向きです。中山や阪神京都の内回りコースがベストでしょう。
【全頭詳細コメント】
「メリットは青」、「デメリットは赤」で表示
偏差値1位①ダノンプレミアム
川田騎乗時(4-0-0-1) 相性はかなり良い。デビューから継続騎乗。重賞成績は3-0-0-1。ダービーは2400mの距離が長かったのか0.2秒差6着。それ以来の競馬だが1600~2000mは4戦無敗。マイラータイプだが距離は2000mまでなら持つ。
偏差値2位⑧エアウインザー
武豊騎乗時(1-2-0-1) 相性は良い。M・デムーロ(S)→武豊(A)乗り替わりは1マイナス。重賞成績は1-0-0-1。デビューから7-5-1-1と超安定。現在4連勝中。1800~2200mの中距離で安定した競馬。この勢いでG1馬達に挑む。
⑪リスグラシュー
シュタルケ騎乗時(初騎乗) モレイラ(S)→シュタルケ(A)乗り替わりは1マイナス。重賞成績は3-6-3-3。非常に安定している。G2G3は2-1-3-0と全て馬券圏内。
偏差値4位⑩アルアイン
北村友騎乗時(0-1-0-1) 川田(S)→北村友(A)乗り替わりは1マイナス。重賞成績は2-3-2-5。右回り4-3-2-3で左回り0-0-0-2。左回りは多少能力落ちる可能性アリ。右回りの1600~2000mがベスト。ここはどう乗るか。
偏差値5位⑦ギベオン
丸山騎乗時(初騎乗) C・デムーロ(S)→丸山(B)乗り替わりは2マイナス。重賞成績は1-2-0-1。直線長いコース向き。小回りは向かない。条件は向く。
偏差値6位⑥ペルシアンナイト
M・デムーロ騎乗時(2-2-1-4) 相性は良い。重賞成績は2-3-1-6。久々よりは叩き良化型。外厩を使い叩き2戦目が好走パターン。今回より次走が勝負気配か。
偏差値7位⑬メートルダール
福永騎乗時(1-2-2-2) 相性は良い。マーフィー(S)→福永(S)乗り替わり。重賞成績は1-1-4-6。G1G2は0-0-1-4。前走のAJCC(G2)3着好走の要因はマーフィー騎乗か。牡馬は追えないこの鞍上でG2だと厳しい予感。
偏差値8位⑨ムイトオブリガード
横山典騎乗時(1-0-0-0) 川田(S)→横山典(B)乗り替わりは2マイナス。重賞成績は0-1-0-2。前走の日経新春杯6着は大外枠が響いたか。力はあるので乗り方次第。ただし2000mだと距離短い印象。
偏差値9位⑫モズカッチャン
和田騎乗時(2-1-1-0) 相性はかなり良い。乗り下がりは相性の良さでカバー。重賞成績は2-1-3-4。有馬記念8着はインの悪い所を通り力を失う。距離短縮は良い。インで粘り発揮できる競馬になれば。やや叩き良化型。
偏差値10位③サトノワルキューレ
四位騎乗時(初騎乗) M・デムーロ(S)→四位(C)乗り替わりは3マイナス。重賞成績は1-0-0-2。後方から良い上がりの脚を見せるがG1級には及ばず。乗り下がりも痛い。
⑤タニノフランケル
吉田隼騎乗時(初騎乗) 川田(S)→吉田隼(C)乗り替わりは3マイナス。重賞成績は0-1-1-2。このメンバーだと展開に恵まれる事が必要。乗り下がりは痛い。
偏差値12位④スズカデヴィアス
藤岡康騎乗時(0-0-0-3) 三浦(B)→藤岡康(C)乗り替わりは1マイナス。重賞成績は1-2-2-20。左回り(芝)は2-1-2-5とスムーズ。広いコース向き。条件自体は合う。
偏差値13位②ショウナンバッハ
幸騎乗時(0-0-0-2) 鮫島駿(C)→幸(D)乗り替わりは1マイナス。重賞成績は0-1-2-20。穴を開けるのは「直線長い」+「左回り」+「ハンデ戦」。さすがに別定G2では。
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【展開順偏差値表】
「↑」から前に行くと予想される順に並べました
中京の芝は開幕週です。状態はかなり良さそうです。なかなかペースが上がりにくく、スローでの競馬になる事が多いです。後方一気型だとあまり届きません。速い上がりが使えるのは有利ですが、位置はある程度前目の位置が理想です。逆に逃げ馬は残り目も多く、4コーナーで1~2番手の位置にいる馬が穴をあける事も。前に行く馬は注意が必要です。
普段ですと開幕週とスローが多い事もあり前有利の重賞です。雨の降り方次第でどうなるかというところでしょう。頭数は比較的手頃なので⑧と⑪が良さそうですね。パンパンの良馬場なら①のスピードが活きそうですが、雨で悩ましいところでもあります。
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