今週行われる重賞の出走馬が確定しました!日曜には京都で秋のマイル王決定戦「マイルCS」が行われます。土曜は東京で「東スポ杯2歳S」がそれぞれ行われます。
枠順は金曜の午前中に確定します。
【マイルCS(京都)】
マイルチャンピオンシップ(G1) 3歳以上・国際・指・定量
京都芝1600m 2019年11月17日(日)
※騎手厩舎は今年の芝ダート別の複勝率になります。昨年1年間と今年の成績を元に7段階のランク分けをしています。
ピンク>オレンジ>イエロー>無色>ブルー>パープル>ブラック
「間隔」の色は外厩効果を表しています。ピンク>オレンジ>イエローの3段階となっています。無色は外厩効果がゼロという事です。
出走馬は17頭となりました。
【ノーザンファーム生産馬】
アルアイン(外厩明け2戦目)
インディチャンプ
カテドラル(外厩明け2戦目)
プリモシーン(外厩明け2戦目)
レイエンダ(外厩明け2戦目)
レッドオルガ(外厩明け2戦目)
この中では特にインディチャンプに注目ですね。ここで勝利すれば春秋のマイルG1制覇という事で、種牡馬価値がハネ上がります。ノーザンファームが一番勝たせたいのはこの馬でしょう。ですからこの馬だけ、毎日王冠のあとすぐさま外厩で調整されてきました。そこで代役の池添騎手がどういう騎乗ができるか見ものですね。
その他にダイアトニックとダノンキングリーとフィアーノロマーノもノーザンF系のSランク外厩を使われてきています。
ちなみに今年のダービーは非ノーザンF系のロジャーバローズが制覇しました。しかし同馬はずっとノーザンF系のSランク外厩で調整されていました。ですからノーザンF系とほぼ同じ力が出せると考えても良いです。
3頭の中では引き続きスミヨン騎手が継続騎乗するダイアトニックが良さそうですね。ダノンキングリーはやはり横山典騎手への乗り替わりをどう考えるかですね。
それ以外の非ノーザンF系の馬だとダノンプレミアム以外は相当厳しいでしょうね。まずは最低「追切」の印がつかないと厳しいです(追切の印は土曜夜の偏差値確定時に掲載されます)。
芝1600m以上のG1で非ノーザンF系が勝利する事は近代のJRA競馬では本当に稀なことです。さらにノーザンF系のSランク外厩を使っていないのなら尚更です。ダノンプレミアムはこの大変に厳しいノーザンF系の包囲網を破り、勝利することができるのでしょうか。逆に考えると馬券で狙うなら、ダノンプレミアムを2,3着付けにして、相手を全てノーザンF系から選んでいくという選択肢もアリでしょうね。
【推定上位人気】
1番人気 ダノンプレミアム
2番人気 ダノンキングリー
3番人気 インディチャンプ
マイルCS(G1) オッズ | 2019/11/17 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 1-1-0-8
上がり3ハロン最速馬 2-2-1-5
3着以内馬の脚質 逃げ4 先行8 差し15 追込3
4角先頭馬は苦戦しています。上がり最速馬も必ずしも良いという訳ではありません。マイル戦なので完全な上がりの競馬になりにくいのでバランス能力も必要となってきます。
脚質は圧倒的に「差し」が有利ですね。前に行くスピード能力がかなり高くないと粘れないですね。逆に追込一辺倒でも届かないです。
「第36回マイルチャンピオンシップ」
本競走は1984年の創設以来、11月の京都開催の第3週目に、芝1600メートルを舞台に変わりなく行われており、下半期の「ベストマイラー決定戦」に位置付けられている。また、クラシック路線を戦ってきた3歳馬や天皇賞・秋出走馬の参戦もみられ、例年多彩なメンバーがそろうレースとなっている。
レースについて:マイルチャンピオンシップ 今週の注目レース JRA
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【東スポ杯2歳S(東京)】
東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 2歳・国際・指・馬齢
東京芝1800m 2019年11月16日(土)
出走馬は8頭となりました。
【ノーザンファーム生産馬】
アルジャンナ
ラインベック
リグージェ
ここは少頭数となりました。まずノーザンF系のこの3頭で馬券は決まってしまうのか、というところでしょう。はたしてこの3頭以外で買う必要がある馬がいるのか、というのがポイントですね。
特にアルジャンナとリグージェの2頭は新馬勝ち後、いきなりの重賞挑戦という事でノーザンF系の期待馬のローテーションとなっています。
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【推定上位人気】
1番人気 ラインベック
2番人気 アルジャンナ
3番人気 コントレイル
東京スポーツ杯2歳S(G3) オッズ | 2019/11/16 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 0-0-0-10
上がり3ハロン最速馬 5-4-1-0
3着以内馬の脚質 逃げ2 先行5 差し8 追込15
4角先頭馬は全滅です。逆に上がり最速馬はパーフェクトです。
完全に上がりの脚のみが求められます。ゆっくりと追走して、いかに直線で速い上がりを出せるか。そういうレースとなっています。当然ながらノーザンF系の最も得意とするジャンルですね。
「第24回東京スポーツ杯2歳ステークス」
1966年に創設された2歳(旧表記3)のオープン特別「東京3歳ステークス」が本競走の前身で、当初は東京競馬場・芝1400メートルで行われていた。その後、1996年に2歳重賞競走の整備が図られたことに伴い、本競走は重(GⅢ)に格上げされた。また、1997年に「東京スポーツ杯3歳ステークス」へ改称されたのち、2001年には馬齢表示の国際基準への変更に伴い、現名称の「東京スポーツ杯2歳ステークス」へと改められた。本競走で上位に入った馬は翌年のクラシックレースでも活躍を見せており、大レースへの登竜門として大きな注目を集めている。
レースについて:東京スポーツ杯2歳ステークス 今週の注目レース JRA
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