2019年重賞ファイル113
【エリザベス女王杯(G1)】
★G1スペシャル★
最終予想を行っていきます。ここは18頭の大混戦となりました。馬券の最終決断を下していきます。
※上記のタイトルをクリックすると各項目にジャンプします
【重賞偏差値予想表】
エリザベス女王杯(G1) 3歳以上・牝・国際・指・定量
京都芝2200m 2019年11月10日(日)
偏差値はCASIOの協力で作成しています
追切展開あり ②⑥⑧⑪⑬
展開★ ⑯
推奨穴馬 ④⑤⑥⑫⑬
★重賞勝負馬券★
★★★★★ ⑪
★★★★ ②⑧
★★★ なし
★★ ④⑤⑥⑫⑬
★ ①③⑦⑨⑩⑭⑮⑯⑰⑱
中心はS判定の3頭。
まずラヴズオンリーユー。ぶっつけですが4戦無敗の同馬。追切展開外厩と全てピンクになりました。あとはミルコ次第という事になるでしょうね。
クロノジェネシスは前走で秋華賞を勝利。今回は初の外厩明け2戦目となります。追切は▲とそれなりの仕上がりなので大丈夫でしょう。内の偶数枠も有利そうです。
ラッキーライラックはスミヨン騎手に乗り替わり。これは非常に良いパターンです。内枠と恵まれましたし、この馬の能力を最大限に引き出せる乗り方をしてくれるでしょう。
あとは④⑤⑥⑫⑬の5頭を抑えていきます。C判定以下の馬は、これ以上買ってはいられないのでスルーします。
馬連②⑧と②⑪。3連複②⑧⑪です。馬連⑧⑪はオッズがつかないのでカットしました。
3連複フォーメーションで15点となります。
【レースの結果は】
②→⑥→⑪で決着!
勝ったのはラッキーライラックでした!レースは前半の1000mが62秒8で流れるかなりのスローとなりました。その中で脚を溜める競馬。そして直線に入ると内枠を活かし、インを突く競馬。このあたりはまるで武豊騎手のような感じでしたね。そして上がり3ハロンは何と32秒8の鬼脚!スミヨン騎手も最高の騎乗ぶりでした。
2着は逃げたクロコスミア。あまりスローでの逃げは得意ではないイメージでしたが、ここは良い競馬でしたね。最後までしっかりと粘りきり2着を死守しました。テン乗りの藤岡佑騎手でしたが、良い騎乗だったと思います。
3着はラヴズオンリーユー。道中は2番手の位置。ゲート入りに時間が掛かり、ミルコも折り合いに専念した感じでしたね。その分最後は逃げ馬を捕らえる事ができませんでした。
3連複500×40.6=20,300円的中
ここは抑えでの元返し的中となりました。
正直、②⑧⑪の3強決着と思っていたので(⑯は消し)、クロコスミアの頑張りには驚かされました。3強の中で一番3着以内のイメージが一般的に高かったクロノジェネシスは5着に敗れました。やはりノーザンF系は外厩明け2戦目になると取捨も難しいですね。
勝ったラッキーライラックも外厩明け2戦目でしたが、鞍上がスミヨン騎手に替わりました。こういう変化はツボですね。
あと4番人気のスカーレットカラー(7着)を消したのは、非ノーザンF系で「追切」の印が無印だったからです。もちろん偏差値もC判定で特に強調材料はナシ。逆にクロコスミアも非ノーザンF系でしたが、「追切は注」と印がつきました。このあたりの判断も大切ですね。
今週はイマイチな結果に終わってしまいました。特に土曜日の2重賞は私には絶対に取れない馬券でした。しかしG1で抑えでも的中できたのは、来週に繋がるでしょう。
来週は土日で2重賞と少なめです。その分、キッチリと1戦1戦必中でいきたいところですね。まだまだ張り切っていきます!
【騎手調子チェックシート】
重賞(JRA)のみの騎手別成績です(先週末の時点の成績)
【好調】
ここはスミヨン・マーフィー・ルメール・川田騎手の4強状態ですね。あとは福永・藤岡佑・北村友・武豊・津村・浜中騎手あたりでしょうか。
【不調】
池添騎手は10回に1度くるペースの不調をキープしています。松山騎手も厳しそうですね。
▼詳しい見方は▼
【全頭詳細コメント】
「メリットは青」、「デメリットは赤」で表示
偏差値1位⑪ラヴズオンリーユー
M・デムーロ騎乗時(2-0-0-0) 相性は良い。ただし鞍上は重賞で不振。
重賞成績は1-0-0-0。デビューから4連勝中。
素質あり。スタミナあり。ここは乗り方次第。
偏差値2位⑧クロノジェネシス
北村友騎乗時(4-1-2-0) 相性は非常に良い。デビューから継続騎乗。
重賞成績は2-1-2-0。デビューから4-1-2-0と全て3着以内。
今回は初の外厩明け2戦目。仕上げが肝心。スタミナあり。
偏差値3位②ラッキーライラック
スミヨン騎乗時(初騎乗) 石橋(A)→スミヨン(S)乗り替わりは1プラス。良い乗り替わり。
重賞成績は3-2-2-3。秋華賞0.8秒差9着以外は全て僅差の競馬。
現状だとマイルより中距離の競馬が向くか。内枠で乗り方次第。
偏差値4位④ウラヌスチャーム
マーフィー騎乗時(1-0-0-0) 大野(D)→マーフィー(S)乗り替わりは4プラス。非常に良い乗り替わり。
重賞成績は0-1-0-5。中距離で牝馬同士なら通用。
ノーザンF系なので注意が必要。
⑥クロコスミア
藤岡佑騎乗時(初騎乗) 戸崎(S)→藤岡佑(A)乗り替わりは1マイナス。戸崎騎手が乗れないのは痛い。
重賞成績は1-3-3-17。重賞での3着以内は全て5番人気以下。
前で展開に恵まれればG1でも好走。人気落ちれば注意が必要。
偏差値6位⑤ポンデザール
藤岡康騎乗時(1-0-0-0) 石川(E)→藤岡康(B)乗り替わりは3プラス。良い乗り替わり。
重賞は初挑戦。現在4連勝中。前走はOP1着。
スタミナあり。ノーザンF系なので注意が必要。
⑫センテリュオ
ルメール騎乗時(1-1-0-0) 相性は良い。北村友(A)→ルメール(S)乗り替わりは1プラス。
重賞成績は0-0-0-3。
ここは乗り方次第。直線は平坦の方が良い。
⑬サトノガーネット
坂井騎乗時(2-1-0-3) 相性は良い。
重賞成績は0-0-0-3。重賞では厳しい。
偏差値9位⑯スカーレットカラー
岩田康騎乗時(2-1-1-2) 相性は良い。
重賞成績は1-2-1-5。現在4連続3着以内。
前走の府中牝馬Sは稍重での勝利。非ノーザンF系なので調子をさらに上げてくれば。ここでは「追切」の印は必須。
⑰サラキア
川田騎乗時(初騎乗) 石橋(A)→川田(S)乗り替わりは1プラス。良い乗り替わり。
重賞成績は0-2-0-6。
スタート良くない時がある。この外枠はさすがに厳しいか。乗り方次第。
偏差値11位⑩フロンテアクイーン
津村騎乗時(0-1-0-0) 前走はテン乗りで重賞2着。
重賞成績は1-6-2-9。G1は0-0-0-5と底力足りない。
外厩明け2戦目は能力落ちる。
偏差値12位⑱レッドランディーニ
池添騎乗時(0-1-0-1) 鞍上は重賞では不振。
重賞成績は0-1-0-3。
大外枠なので末脚に賭ければ。完全に乗り方次第。
偏差値13位①ブライトムーン
福永騎乗時(1-0-2-0) 相性は良い。
重賞成績は0-0-0-2。前走は3勝クラス3着。
渋馬場は向く。非ノーザンF系なので瞬発力足りなそう。
偏差値14位③シャドウディーヴァ
松山騎乗時(0-0-0-1)
重賞成績は0-1-0-4。
ノーザンF系だが外厩明け3戦目。上がりの脚は一流馬に比べると足りないか。
偏差値15位⑮ミスマンマミーア
浜中騎乗時(初騎乗) 相性は良い。四位(B)→浜中(B)乗り替わり。
重賞成績は0-0-0-2。現在4連続3着以内。前走は3勝クラス3着。
渋馬場は向く。非ノーザンF系なので良馬場の重賞では出番なし。
偏差値16位⑨アルメリアブルーム
武豊騎乗時(初騎乗) 北村友(A)→武豊(A)乗り替わり。
重賞は初挑戦。前走は3勝クラス1着(稍重)。
良馬場での瞬発力は乏しい。
スタート良くない。小回り向き。
⑭ゴージャスランチ
幸騎乗時(初騎乗) 相性はかなり良い。蛯名(C)→幸(C)乗り替わり。
重賞成績は0-0-0-2。前走は3勝クラス1着。
非ノーザンF系なので重賞では厳しそう。上がり速くなると良くない。
偏差値18位⑦レイホーロマンス
岩崎騎乗時(0-2-1-2) 相性は良い。横山武(C)→岩崎(E)乗り替わりは2マイナス。
重賞成績は0-1-1-8。現在9連続4着以下。
渋馬場は向く。上がり速くなるとダメ。雨でも降れば。
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【展開順偏差値表】
「↑」から前に行くと予想される順に並べました
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 1-1-0-8
上がり3ハロン最速馬 5-0-4-1
3着以内馬の脚質 逃げ4 先行9 差し10 追込7
4角先頭馬は苦戦気味ですね。上がり最速馬は複勝率90%と向く舞台です。
全般的には差し追込の方が有利と出ています。逃げ馬はやや軽視の傾向で、差し・先行・追込とバランス良く選んで行くのが良いでしょう。
⑥は逃げてどこまでやれるか。⑧⑪②は前目の位置と予想されています。スローになれば有利になりそうですね。⑯⑬が差してどこまでやれるか。
「第44回エリザベス女王杯」
1970年に3歳牝馬最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身。1975年にエリザベス女王が来日されたのを記念して、翌1976年に「エリザベス女王杯」として新たに第1回の競争が開催された。
その後、1996年の牝馬競走体系の整備に伴い3歳以上の条件に変更され、距離も2200mに短縮された。以後は晩秋の京都競馬場での「3歳以上の女王決定戦」として親しまれている。
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それではよろしくお願いします。