2019年重賞ファイル065
【ユニコーンS(G3)】
ユニコーンSの最終予想を行っていきます。2頭が出走取消で13頭立てで行われます。JRAの3歳ダート重賞で、これからのダート路線に向けて飛躍する馬が出現する舞台でもあります。
※上記のタイトルをクリックすると各項目にジャンプします
【重賞偏差値予想表】
ユニコーンステークス(G3) 東京ダ1600ｍ 2019年6月16日(日)
偏差値はCASIOの協力で作成しています
追切展開あり ⑥⑧⑬⑭
展開★ ⑪
推奨穴馬 ③⑩⑪
厳選軸馬 ⑥
★重賞勝負馬券★
★★★★★ ⑥
★★★★ ③
★★★ ⑧⑪⑬⑭
★★ ④⑩
★ ①②⑦⑫⑮
朝の時点で芝は不良、ダートも不良です。東京ダート1600ｍは芝スタートのダートコースです。通常だと芝部分を長く走られる外枠が有利となりますが、芝の状態が悪いとそのメリットはなくなります。今日の天気は晴れ予報で気温もかなり上がりそうです。芝ダートとも重馬場まで回復しそうです。そこまで外枠のメリットはないかもしれませんね。
中心はデアフルーグ。マイナス要素は一切ありません。この舞台で上がり能力を最大限に発揮しそうです。追切も良く仕上がり面でも抜かりはありません。
逆にデュープロセスは厩舎の自信度が非常に低いです。もしかしたら「M･デムーロ」騎手がかかわっているのかもしれません。この鞍上は今年に入り、そのレースで能力がほぼ1番高い馬に騎乗しないと馬券圏内に来ません。今回はデアフルーグがいるので対抗の扱いとなりそうですが、馬の全能力を発揮させられない可能性があります。やや危険性を孕んだ人気馬となりそうです。
あとは素直にA･B判定の馬を。ただしヴァニラアイスは現時点で重賞では全く期待できない田辺騎手が騎乗です。評価は下げざるを得ませんね。馬は良さそうなのですが・・・。エルモンストロは角居厩舎の2頭出しで人気の低いほうなので抑えた方が良さそうです。
むしろワイドファラオはどうなのでしょうか。初ダートでいきなり重賞では相当厳しいのではないでしょうか。もちろん芝の重賞は勝っています。しかし、芝とダートの重賞は全く違います。朝の時点で3番人気なので、私は消します。
まずは馬連とワイドです。
⑥から相手上位5頭への3連複と3連単です。
そして⑧を外した3連複と3連単です。
①→⑧→⑪で決着！
勝ったのはワイドファラオでした！スタート良く最内枠から逃げの手に出ました。テンの3ハロンは33秒9とけっこう速かったです。しかし直線に入るとその脚は衰えず粘る気配を見せます。そして最後も2着馬に迫られましたが、驚異の粘りを見せ初ダートでいきなりの重賞勝ちを飾りました！
2着はデュープロセス。中団のやや後ろの位置でしたが、直線では手応えよく伸びて来ました。最後はインから勝ち馬に迫りましたが、惜しくもアタマ差での負け。しかしこの馬の実力はキッチリ発揮できたようです。3着はダンツキャッスル。前から4番手の位置で粘りを発揮しました。
馬券は不的中に終わりました。
軸にしたデアフルーグは7着。直線では伸びそうで伸びなかったですね。
自信を持って軸にした馬は掲示板を外れました。そして初ダートの①を切って、その馬に勝たれました。そしてやや不安アリと見た⑧が2着。もう完全に裏目の決着ですね。ここまで真逆に振れてしまうともう何も言えないです。完璧に外れましたね。長かった春の東京も最後の重賞。最後を飾るどころか大変に残念な結果に終わってしまいました。
【全頭詳細コメント】
「メリットは青」、「デメリットは赤」で表示
偏差値1位⑥デアフルーグ
津村騎乗時(3-1-0-0) 相性は良い。デビューから継続騎乗。重賞は初挑戦。デビューから3-1-0-0と全て2着以内。スタート良くない。追い比べは得意でこのコース向き。スタミナあり。
偏差値2位③ヴァイトブリック
戸崎騎乗時(1-2-0-0) 相性は良い。重賞成績は0-1-0-0。デビューから2-2-0-0と全て2着以内。前走は大外枠で出遅れは痛かった。
偏差値3位⑧デュープロセス
M･デムーロ騎乗時(2-0-0-0) 相性は良い。重賞は初挑戦。デビューから4-1-0-0と全て2着以内。現在4連勝中。先行差し自在とこのコースも向く。
偏差値4位⑩ヴァニラアイス
田辺騎乗時(初騎乗) 幸(B)→田辺(S)乗り替わりは2プラス。鞍上は今年はダート得意だが、重賞では現在29連続馬券圏外。重賞での騎乗ぶりは酷いの一言。重賞成績は0-0-0-0(ダ)。ダートは2-0-1-0と底を見せていない。鞍上のハンデの中どこまでやれるか。
偏差値5位⑭ノーヴァレンダ
北村友騎乗時(3-0-0-0) 相性は良い。石橋(B)→北村友(A)乗り替わりは1プラス。重賞成績は1-0-0-0。前走は馬込で窮屈そうになり伸びず。ここは外枠で乗り方次第。理想は脚抜きの良いダート。
偏差値6位⑪ダンツキャッスル
幸騎乗時(2-3-0-4) 相性は良い。OP重賞は初挑戦。ダートは2-1-0-0と全く底を見せていない。前走の1勝クラス(500万下)は0.8秒差の圧勝。自信を持って重賞へと挑む。
偏差値7位①ワイドファラオ
福永騎乗時(1-2-0-0) 相性は良い。内田(B)→福永(S)乗り替わりは2プラス。重賞成績は0-0-0-0(ダ)。ダートは初。芝は2-2-0-1でG2勝ちアリ。初のダートで東京ダ1600ｍの最内枠とは厳しい仕打ちか。
⑬ニューモニュメント
石橋騎乗時(1-0-0-0) 福永(S)→石橋(B)乗り替わりは2マイナス。重賞は初挑戦。右回りだと手前を変えず左回りは向く。前走の3着は出遅れが響いた。ここは適条件。
偏差値9位④エルモンストロ
三浦騎乗時(初騎乗) 福永(S)→三浦(B)乗り替わりは2マイナス。重賞成績は0-0-0-0(ダ)。ダートは1-0-1-0で前走は1勝クラス(500万下)勝ち。芝の時計勝負は限界あった。ダートではまだ伸びる可能性アリ。
⑮アシャカトブ
大野騎乗時(初騎乗) 武藤(D)→大野(B)乗り替わりは2プラス。重賞は初挑戦。前走を見る限りでは重賞ではやや壁ありそう。ここは調子の向上と乗り方で何とか。
偏差値11位⑦ザディファレンス
野中騎乗時(2-0-0-1) OP重賞は初挑戦。時計掛かるダートは向く。差しタイプなので1600ｍへの距離延長も大丈夫そうか。
偏差値12位②イメル
丸山騎乗時(初騎乗) 松山(B)→丸山(B)乗り替わり。重賞は初挑戦。ダートは1-0-0-2で前走に1勝クラス(500万下)勝ち。ダ1600ｍだと若干距離長い印象。
偏差値13位⑫オンザウェイ
柴田善騎乗時(初騎乗) 石橋(B)→柴田善(E)乗り替わりは3マイナス。OP重賞は初挑戦。乗り下がりは痛いがダートだと2-0-1-1とシブトイ。
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競馬サイトは詐欺ばかりと思ってましたが、そんなこともないんですね。
【展開順偏差値表】
「↑」から前に行くと予想される順に並べました
【過去10年のレース傾向】
4コーナー先頭馬 0-1-0-9
上がり3ハロン最速馬 4-3-2-1
3着以内馬の脚質 逃げ4 先行7 差し7 追込12
ここは「上がり3ハロン最速馬」が圧倒的に有利な舞台です。短距離路線から来る馬もいてペースが上がる事が多く、強い差し馬に有利なレースです。追込タイプでも東京の長い直線を活かし、最後は追込んで来られます。逆に前に行く馬にとってはかなり厳しい舞台です。逃げ馬だとハナには立たずにやや我慢できるタイプが良いでしょう。あとは東京ダ1600ｍは芝スタートなので、良馬場(芝･ダートとも)の時は外枠有利です。内枠だと力のある馬でないとやや厳しいです。
⑤⑨の2頭が回避。展開★がついた⑪⑭⑧⑬⑥の5頭はそれぞれ有利となりそうです。最も期待できそうなのはやはり⑥。その上がりの脚は強烈です。
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