いよいよ日曜はダービーです。ここではダービーに騎乗する「騎手」に焦点を合わせて見てみましょう。
日本ダービー(G1) 東京芝2400m 2017年5月28日(日)
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こちらは昨年(2016年)のダービー週の記事です
こちらをまとめてみると、ダービーの勝利騎手が浮かび上がってきます
①年齢20代の騎手はほぼ厳しい
過去21年のダービーで20代で勝った騎手は「藤田伸二」「武豊」「M・デムーロ」とこの3人しかいません。藤田騎手は相当な例外でしょうし、あの武豊騎手でさえ勝つまで相当かかりました(29歳で勝利)。ミルコも短期免許でやや例外の気もします。
②30歳以上の経験が活きる
今まであまりG1に縁がなかった「大西直宏」「石橋守」この二人は皐月賞を制し、ダービーで栄冠を掴んでいます。あと悲願の制覇をした「河内洋」「横山典弘」のベテランですね。「角田晃一」「四位洋文」「池添謙一」この3人は他のG1でも活躍しながら、ここでキッチリ栄冠を掴んでいます。そういえば、昨年のダービーを制した「川田将雅」も30歳になって初のダービーでしたね。
そして地方出身の騎手も全員30歳以上でダービーを制しています。「安藤勝己」「内田博幸」「岩田康誠」
③リピーター騎手
以前にダービーを制した「武豊」「M・デムーロ」「四位洋文」「横山典弘」この4人はダービーをなんと複数回制しています。武豊騎手だけ5回、あとの騎手は2回です。やはり有力騎手には自然と良い馬が集まってくるので、確率的にもそうなるのでしょう。
ちなみに昨年推した騎手は
「蛯名正義」「戸崎圭太」「C・ルメール」そして「川田将雅」の4人でした。結局この4人の中で1~3着まで決まってしまいました。もちろん1~3人気だったので人気通りと言えばそれまでですが、他のダービー勝利騎手を順位で上回ったのはダービー未勝利だった事もあると言えるでしょう。
最後に2017年、今年の出走騎手で見てみると
「20代騎手」
松若風、松山弘、高倉稜
この3人しかいません。当然ながら皐月賞を制したアルアインの鞍上は松山弘騎手です。年齢は現在27歳。年齢的にはかなり厳しいデータにはなっています。
「30歳以上でG1勝利のある騎手」
柴田大、戸崎圭、ルメール、福永、北村宏、松岡
過去にダービー勝利済の騎手は除いています。G1はJRAのみ。
「既にダービー勝利済」
武豊、横山典、四位、川田、岩田康、内田博、M・デムーロ
これだけのダービー勝利済騎手がいます。
30代以上でG1未勝利の藤岡佑、丹内の2人はかなり厳しいでしょう。
今年のオススメ騎手
「C・ルメール」「戸崎圭太」「福永祐一」
ダービー未勝利の中ではキャリア的にこの3人でしょう。この3人以外が勝つとしたら既にダービーを勝っている騎手になるでしょう。むしろ今年はその可能性が高いかもしれません。やはりダービーというのは誰でも、何度でも勝ちたいレースなのでしょうね。アルアインの松山弘騎手は本人のプレッシャーはもちろんの事、周りに相当な腕達者がひしめいているので相当なる苦難が予想されます。もちろんこれは「ダービー1着」に絞ったデータなので、2着3着はまた別の話になります。しかし1着が予想として決まれば見通しも立ちやすいのではないでしょうか。
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★東京優駿全馬のコメント付き★
▼目黒記念▼
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