先週行われた重賞を振り返っていきます。3歳牡馬クラシック最終戦「菊花賞」、そして土曜はマイルCSへのステップ「富士ステークス」が行われました。こちらの2つの重賞を振り返っていきます。
まずはこちらから
菊花賞(G1) 京都芝3000m 2016年10月23日(日)
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外厩データはJRDV.sp 偏差値はCASIOの協力で作成しています
偏差値1→13→4位での決着でした!
レース当日の予想はこちら
▼菊花賞 G1SP 全頭徹底解説・最終予想 - 馬券生活✩競馬で生きていく
では全頭徹底解説から振り返っていきましょう
1着 サトノダイヤモンド
偏差値1位③サトノダイヤモンド ★★★★★
ルメール騎乗時(4-1-1-0) ずっと継続騎乗。相性はかなり良い。重賞3着以内4回。というよりG1以外無敗。ルメールのG1勝ち切り率を考えると1着は?追切展開印あり。厳選軸馬(S鉄板馬)。3着以内なら鉄板。何かに負けるかもしれないが圧倒的堅軸。
2着 レインボーライン
偏差値13位⑪レインボーライン ★
福永騎乗時(0-0-2-1) NHKマイルCと札幌記念で3着と相性はかなり良い。重賞3着以内3回。ただ1600~2000mがベストと思われるが・・・距離適正は疑問。偏差値伸びなかった。厳しい。
3着 エアスピネル
⑬エアスピネル ★★★
武豊騎乗時(2-1-1-3) ずっと継続騎乗。重賞3着以内3回。距離適正は?しかし「武豊」の手腕に全てがかかっている。人気落ちれば。追切展開印あり。やはり距離伸びて良くはないだろう。
いやあ、このブログとしては痛恨でした。まさかの2着レインボーラインが偏差値13位と低評価になってしまい、華麗なる「抜け」となってしまいました。2強のレースといわれましたが、偏差値的にはサトノダイヤモンドの「1強」。そして4着のディーマジェスティは偏差値6位と、人気を考えると消してもよいくらいでした。3着エアスピネルも4位だっただけにこの結果はもったいない、では済まされないかもしれません。
1着のサトノダイヤモンドはやはりという感じでした。ここでG1を取れなかったら一生取れないという位、恵まれました。問題は距離かもと思われもしましたが、他馬との地力の差が現れたような気がします。本当におめでとうございました。しかしこの制覇後陣営は、来年は凱旋門賞をなんて言っているようですが、それはこの後JCや有馬記念を勝ってから言って欲しいですね。世代限定G1でしかもメンバーは皐月賞やダービーよりも格落ち。ここは完全な通過点で、まず古馬やマカヒキを相手にG1を勝ってから海外へ挑戦して欲しいです。私的には有馬記念だとキタサンブラックやゴールドアクターには相当苦しめられるんじゃないかなあと見ています。
2着のレインボーラインは履歴を見るとやはり強いんですよね。NHKマイルCは3着、ダービーは8着でしたが、モーリスがいた札幌記念で3着とかなり健闘しているんですよね。1600~2000mの重賞で好走していたので距離適性がどうかなと見ていましたが、問題なかったようですね。この馬のポイントとしては
↑コレは予想記事内の外厩相性データです。これだけオススメしているのに抑えなかったのはどうかしてましたね・・・
3着のエアスピネルは完全に騎手の力ですね。前走の神戸新聞杯は後方から5着とらしくない競馬でしたが、今回は積極策で、1,2着馬にはかわされましたがディーマジェスティを完封という事でこの馬の地力の高さを証明しました。これから1600~2000mの路線に行ったらかなりの数の重賞を取れる逸材だと見ています。このあとマイルCSに出たらあっさり勝っちゃうんじゃないですかね。
4着はディーマジェスティという事で、人気を裏切るカタチとなりました。しかし差のない4着でしたのでこれから先も期待できるでしょうね。しかし③⑥の馬連で3.2倍とはどう考えても人気し過ぎでした。もちろん2強に注目が集まるのはわかりますが、ディーマジェスティを明らかに不安だという人は少なかったような気がします。むしろ「サトノ」の呪いで勝つとしたらこの馬だと思われていたのかもしれません。私はサトノが敗れるにしてもディーマジェスティが勝つ事はありえないという結論でした。
個人的に期待したレッドエルディストは9着と完敗。単純に力が足りなかったようですね。見る目がなかったという事です。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
③→⑥⑦⑧⑩⑬⑰ 計15点
残念ながら不的中となりました。
あと、最終予想でこういう馬券の買い方をしたのですが
この「3連単2頭軸マルチ」、コレはいいですね。結局相手を限定するわけですがほぼ「ワイド1点」を買うようなものです。これは今後の重賞でも続けたいと思います。人気馬が3着にくれば思わぬ高配当も期待できるでしょう。
今後の最終予想
こちらでは今後は各馬の印と「3連単2頭軸マルチ」の買い目を発表したいと思いますのでよろしくお願いします。
あとは「展開位置順位」に並べた表も貼っておきます。
続いてはこちら
富士ステークス(G3) 東京芝1600m 2016年10月22日(土)
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偏差値3→1→6位での決着でした!
レース当日の予想はこちら
▼富士ステークス(G3) 全頭徹底解説・最終予想 - 馬券生活✩競馬で生きていく
全頭徹底解説から振り返っていきましょう
1着 ヤングマンパワー
偏差値3位③ヤングマンパワー ★★★★★
戸崎圭騎乗時(2-0-0-0) この鞍上で前走関屋記念1着と相性はかなり良い。というよりもそれ以前の騎手レベルが疑問。鞍上が替わって化ける可能性あり。重賞3着以内4回。偏差値は3位ですが、追切展開外厩全て印が入りました。3着以内という事なら一番の軸になりそう。展開も向きそう。この騎手なら。
2着 イスラボニータ
偏差値1位④イスラボニータ ★★★★+
ルメール騎乗時(0-0-1-0) 蛯名正(B)→ルメール(S)乗り替わりはプラス。実は初騎乗ではありませんでした。2014秋の天皇賞で3着と相性は良い。重賞3着以内10回。昨年は馬券圏内に来ても全て3着で、今年は3走して全て5着以下。衰えがきているのか。今回は乗り替わりなので様子を見たい。展開★がなかったのが・・・前に行くヤングマンパワーを捉えきれず、後ろからロードクエストに差される事も考えらます。それでも他が来なければ3着なのですが。
3着 ダノンプラチナ
偏差値6位②ダノンプラチナ ★★+
蛯名正騎乗時(4-1-2-3) 今までずっと継続騎乗。相性は良い。「蛯名正」はこちらを選んだ。重賞3着以内4回。偏差値6位ですが人気はあります。前走を見るとロードクエストを逆転するのは厳しいでしょう。今回はロードクエスト以上の馬が4頭もいます。という事はこの馬はそうとう厳しい競馬が予想されます。人気を見るとメリットはないです。どうしても抑えたげれば。
1着はヤングマンパワー。完全に本格化しました。そして鞍上がこの馬の良い面を全て引き出しています。しばらくこの勢いは続くでしょうね。マイル路線の旧勢力を一蹴しそうな感じすらあります。
2着はイスラボニータ。結果的に鞍上が変わったのが良かったようです。ルメールの安定性は異常なくらいですね。重賞だとこの人から買っていればほぼ馬券が当たる感じがします。次走もこのコンビなら面白そうです。
3着はダノンプラチナ。蛯名正騎手の選択としては仕方ないのかもしれませんね。むしろよく3着に持ってきたなあという気もします。ここと菊花賞も含めてルメール>蛯名正という週になりました。
4着以下では、9着のロードクエスト。いやあ、この馬には騙されました。偏差値は4位でしたが「厳選軸馬(S鉄板馬)」に該当したので重視してしまいました。1番人気というのを考えると偏差値的にはダノンプラチナよりもこちらを下げるべきでしたね。この馬は関東馬なのでマイルCSに出てきたら真っ先に評価を下げたい馬ですね。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
④→②③⑦⑧⑪
⑦→②③⑧⑪ 計16点
的中でした。偏差値1位が2頭いたので買い目が増えましたが、なんとか最低限のラインは確保しました。
「展開位置順位」順です
今までのブログ開始から重賞のトータルの収支は(2016年2月27日~)
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
82レース中31レース的中(的中率37.8%)
投資金額96,200円 回収金額232,340円
回収率241.5% 純利益136,140円
▼9月以前の全ての結果は
▼過去の重賞結果は
今週の重賞スケジュール
10/29(土) スワンステークス(G2) アルテミスステークス(G3)
10/30(日) 天皇賞・秋(G1)
いよいよ古馬のG1路線第1弾「天皇賞・秋」です!残念ながらキタサンブラックはJCへ直行らしいですが粒ぞろいのメンバーになりそうです。
土曜は豪華2重賞という事で、秋競馬真っ盛りという感じですね。個人的にはこの天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念というラインがメチャクチャ好きです。最終的には3歳馬や海外組が全て有馬記念に集結するというのが理想的ですね。
ノスタルジー
かなり昔ですが、1995年の秋の天皇賞。その時、私は東京競馬場のパドックに2時間前から最前列で待ち、ナリタブライアンの状態が良くないのをしっかり確認し、パドックで良く見えたサクラチトセオーとジェニュインの2頭で1点で馬券を的中した想い出があります。そうです、当時の私は毎週土日は絶対に欠かさず東京競馬場へと通っていました。当時は本当にすごい混みようで、大レースの時は前売り入場券を事前に買わないと当日競馬場へ入る事ができなかったのです。本当に凄い人の数でパドックを見るのも一苦労でした。私はその当時はパドック派でもあったのです。馬券を買うのは必ず馬体重を見て、パドックを見てというリズムでしたね。当時はもう真剣でしたよ。あの時、目の前で大好きなナリタブライアンが最悪の状態でパドックを歩いていた時、涙が出そうになりました。そして馬券は、シビアに好きな馬を切り捨てて的中という結果でした。その時から馬を応援していたとしても馬券はちゃんと好走できる馬を買いたい、というスタンスになりましたね。今はもうパドックは全く見ませんが(むしろノイズになる感じです)、馬券師にとって競馬へのスタンスは時代によって変わっていくという事ですね。今はもちろん「偏差値」スタイル(笑)ですよ。
それではよろしくお願いします。
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