先週行われた重賞を振り返っていきます。3日間開催という事で土曜は「サウジアラビアロイヤルカップ」日曜は「毎日王冠」月曜は「京都大賞典」と豪華3重賞が行われました。
まずはこちらから
毎日王冠(G2) 東京芝1800m 2016年10月9日(日)
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外厩データはJRDV.sp
偏差値1→2→5位での決着でした!
レース当日の予想はこちら
▼毎日王冠(G2) 全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
では全頭徹底解説から振り返っていきましょう
1着 ルージュバック
偏差値1位⑩ルージュバック ★★★★+
戸崎圭騎乗時(4-2-0-3) ヴィクトリアマイルはルメール騎乗だったが(その時は戸崎騎手はストレイトガールで1着)、それ以外はすべてこの鞍上が騎乗。重賞は3着以内4回。1800~2000mの距離は全て馬券に絡んでいる。偏差値は1位だが、唯一のマイナス要素は展開★がつかなかった。②や⑦に比べると上がり能力が劣る。それ以外は問題なし。
2着 アンビシャス
偏差値2位⑦アンビシャス ★★★★★
ルメール騎乗時(3-1-0-0) 横山典(B)→ルメール(S)乗り替わりはプラス。この鞍上とはデビュー戦や重賞勝ちなど相性はバツグン。重賞はルメール騎乗のラジオNIKKEI賞と大阪杯1着。中山記念2着、毎日杯と共同通信杯3着。昨年のこのレースは6着。厳選軸馬に該当。追切展開あり。マイナス要素が一切ない。満点。
3着 ヒストリカル
偏差値5位①ヒストリカル ★★★+
横山典騎乗時(0-0-0-2) 田中勝(E)→横山典(B)乗り替わりはかなりプラス。この鞍上とは好走歴がないが、近4走は鞍上のせいで好走できなかった可能性があるのでこの乗り替わりは要注意。重賞は毎日杯1着、きさらぎ賞とチャレンジC2着。ちなみにチャレンジC2着の鞍上はルメールだった。騎手が乗り替わる点は評価。思い切って前に行けば好走の可能性あり。
1着はルージュバック。圧勝とはいえませんが3着以下は離しました。これでエプソムCに続き牡馬相手に東京1800mで勝ちました。やはり2400mのオークスは2着でしたがその時は3歳牝馬限定戦。この馬のベストは1800~2000mのような気がします。これは秋の天皇賞に向けて本当に楽しみになりました。
2着はアンビシャス。やはりルメール騎手とは相性バッチリでした。ルージュには負けたものの2頭でちぎる勢いでしたね。ただこの馬はG1では今まで結果が出ていないだけに次走は要注目ですね。
3着はヒストリカル。やはり穴をあけてくれました!この馬の近走はずっと可哀想でした。早く鞍上が替わってくれないかな、と。最近の不振はほぼ鞍上のせいです。ちゃんと外厩使って音無厩舎は仕上げていたのですから。今回は横山典騎手に替わり、スタート後は後方ポツンしてくれましたが、当日の馬場は雨の影響でインが有利ではなく先行よりもやや差しが届く馬場になっていました。そのあたりを読んでの「ポツン」という事にしておきましょう。ただこの馬がまさか11番人気だとは思いませんでしたね。やはり音無厩舎と横山典騎手はやってくれますね。
ちなみに1~3着は全て外厩「ノーザンF天栄」でした。音無厩舎は関西の厩舎ですがこの天栄(福島県)とは相性バツグンなのです。やはり休養明けの馬が多かったので「外厩力」を見ないと現代競馬は勝負になりません。
そして4着以下の馬の中では、まず8着のロゴタイプ。雨の影響で馬場が向かなかったようです。開幕週のパンパンの良馬場なら違う結果もあったかもしれません。あとは気になった馬が・・・
再び当日の解説から
6着 ディサイファ(4番人気)
偏差値9位⑤ディサイファ ★
武豊騎乗時(2-1-1-3) この鞍上でAJCC1着と相性は良い。重賞は3着以内8回。1800~2200mのG1以外で安定している。昨年のこのレース2着。偏差値が上がって来なかった。展開も中途半端。厳しい。
7着 ウインフルブルーム(6番人気)
偏差値10位⑪ウインフルブルーム ★
柴田大騎乗時(2-1-1-2) 和田(C)→柴田大(C)乗り替わり。鞍上とは皐月賞3着もあり相性は良い。重賞は京都金杯1着、シンザン記念2着、朝日杯FSと皐月賞3着。1年半の休養後2戦して2連対。力は落ちていない。前にいくので有利だと思われるがやはり同型のロゴタイプと比べると厳しい。
9着 ダノンシャーク(10番人気)
偏差値4位⑧ダノンシャーク ★★
柴田善騎乗時(初騎乗) 岩田康(B)→柴田善(C)乗り替わりはマイナス。基本的にCレベル以下の騎手の時は苦戦している。デビュー戦の松岡騎手以外は全て馬券圏外。重賞は3着以内12回。今年のマイラーズCは2着だったが開幕週の芝での1番枠だった。それ以外は2014のマイルCS1着以来馬券に絡んでいない。偏差値は4位だが馬を見ると厳しい。
3強以外ではディサイファやウインフルブルームは人気してましたがバッサリ切りました。あと偏差値は4位でしたがダノンシャークも評価はしませんでした。もちろん馬券が的中したのでこういう評価も当たっていて当然なのですが、この結果は偶然だとは思いません。けっこう当日の解説で4~6番人気の馬をバッサリ切っていますが、やはりほとんど好走した事はありません。そのあたり世間の人気と偏差値のギャップは注目に値すると思います。
あと、2番人気で5着のステファノス。ちょっと川田騎手は調子が良くないようです。インをついていましたが、この馬場では伸びませんでした。もちろん内枠だったのでそういう競馬にはなってしまうのでしょうが。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
⑩→①②⑦⑧⑨⑫ 計15点
最終予想でも推奨していました
公式、最終予想とも3連複18,540円的中!でした。みなさまからたくさんの的中報告を受けたので、あさってまでにブログで[的中報告]としてまとめてみますね。先週のスプリンターズSを惜しくも1,2,4着で万馬券的中を逃したので、その借りをキッチリ返すことができました!
続いてはこちら
京都大賞典(G2) 京都芝2400m 2016年10月10日(月・祝)
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偏差値5→4→1位での決着でした!
レース当日の予想はこちら
▼京都大賞典(G2) 全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
全頭徹底解説から振り返っていきましょう
1着 キタサンブラック
偏差値5位①キタサンブラック ★★★★★
武豊騎乗時(1-1-1-0) 相性はかなり良い。重賞は3着以内8回。というよりもダービーを除くとデビューしてからどんな条件でも3着以内に好走。実は古馬で日本で一番安定している馬。厳選軸馬「S鉄板馬」該当。ある意味データを覆す馬です。今まで右回りでは3着以内を外した事がありません。枠も展開も絶好。偏差値は5位ですが中心視して良いでしょう。
2着 アドマイヤデウス
偏差値4位③アドマイヤデウス ★★★★
岩田康騎乗時(4-0-2-7) 今年に入りG2で3着2度と相性は良い。重賞は3着以内4回。OPに昇格してから一貫して岩田康騎乗。実は皐月賞以降全てG1とG2のみ使われていて、G2だと全て3着以内(2-0-2-0)。要注意。G1では勝負になりませんがG2ではキッチリ好走します。G2大将だと思います。G1級の馬が苦戦すればこの馬が必ず台頭するでしょう。上位崩しの一角。
3着 ラブリーデイ
偏差値1位⑩ラブリーデイ ★★★★+
ルメール騎乗時(0-0-0-3) 実はこの鞍上だと全てG1だが4着以下。相性は?。重賞は3着以内11回。昨年は2000~2400mで6-0-1-0と非常に安定。有馬記念5着以降は苦戦が続いている。距離のベストは2000~2200mで、この距離は1ハロン長い(G2ならこなせるか)。昨年のこのレース1着。偏差値は1位ですが去年とはこの馬にとっては真逆の状況になりました。枠は①から⑩へ。今年は3着以内なし。強いのはわかりますが安易に飛びつくのは危険な気がします。距離も向くとは思いません。昨年のこのレースはインをピッタリまわって距離ロスが一切ありませんでした。ルメールって自分から勝ちに行く騎乗はしないんですよね。今回も消極的な競馬をすると思います。あって3着。ごめんなさい。矛盾するかもしれませんが1位でも本命にはできません。
1着はキタサンブラック。ここは完璧にこの馬に状況が向きました。絶好枠に良馬場への回復。もちろんこの馬は道悪を苦にするタイプではないでしょうが、イン有利が維持されていたのでここは勝って当然!というレースでした。やはりこの馬は安定感が抜けて良いです。かなり昔の馬になるのですがビワハヤヒデに近いタイプではないのでしょうか。ただし次走はどうなのでしょうか。実は左回りのダービーでは14着と惨敗。あのレースだけ今思うと全く実力を発揮できませんでした。それ以降ずっと右回りで全て3着以内。杞憂かもしれませんが、次走「天皇賞・秋」「ジャパンカップ」に関してはむやみに飛びつく事はできません。私は次走はこの馬を本命にするつもりはありません(たとえ偏差値1位や厳選軸馬でも)。心配面がある以上それがクリアされない限り(次走で左回りの克服)買う理由がありません。今の状態で左回りへの走りを見てみないとリスクがありすぎです。
2着はアドマイヤデウス。さすが岩田騎手!という感じでした。この京都芝2400mのコースは外回りなので4コーナーからの直線で一旦内ラチがなくなりぽっかりとインが空きます。そこを道中からずっとキタサンのすぐ後ろでインが空くのだけを待っていた感じです。最初から2着狙いと思われるかもしれませんが、それでいいのです。アドマイヤデウスは今までの履歴から残念ながらG1では勝負にならない可能性が高いです。ならばこのG2では2着でも賞金が稼げるので大勝利!という事になります。最後もクビ差まで詰め寄りましたので本当に惜しかったですね。
3着はラブリーデイ。やはり偏差値1位の地力を見せてくれました。昨年とは大幅に状況が変わった中での3着。これは本当に驚異的です。この馬のベストは2000~2200m。次走の天皇賞・秋はここを叩いてメイチの筈です。次走でも偏差値がそれほど下がるとは思えません。次走もキッチリ稼がせてもらいましょう!
4着以下では、7着のラストインパクト。4コーナーから直線に入ってはバツグンの手応え。これはキタサンデウスとこの馬で決まった!という感じでしたが直線半ばからずるずると失速。本来の仕上がりではなかったのでしょうか。次走変わり身に期待ですね。あと9着のファタモルガーナ。枠的に期待したのですが、スタートして後ろに下げてしまいました。おそらく指示だったのでしょうがあれでは勝負になりません。4コーナーまでマクって来たのですが直線半ばで挟まれてしまい失速。ちぐはぐな競馬になってしまいました。浜中騎手も最近はややイマイチな感じですね。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
①→②③④⑧⑩ 10点
的中でした!
そして最終予想で推奨した3連単フォーメーション(18点)。完全炸裂とまではいきませんでしたが74倍とまあまあの配当が的中できました。ラブリーを3着付けにできたのがポイントだったようです。
そして最後は
サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 東京芝1600m 2016年10月8日(土)
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偏差値5→2→1位での決着でした!
レース当日の予想はこちら
▼サウジアラビアロイヤルカップ(G3)全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
では全頭徹底解説から振り返っていきましょう
1着 ブレスジャーニー
偏差値5位⑥ブレスジャーニー ★★
柴田善騎乗時(1-0-1-0) 新馬3着後未勝利勝ち。この東京1600mの条件で勝利。追切展開あり。通常であれば評価したいところ。しかしこの人気だと買えない。抑えまでの評価。
2着 ダンビュライト
偏差値2位⑦ダンビュライト ★★★★★
ルメール騎乗時(初騎乗) 松若風(D)→ルメール(S)乗り替わりはかなりプラス。新馬戦を勝ち鞍上を強化してきた。1戦1勝。左回り1600m勝ち上がり。追切展開あり。乗り替わりを評価。マイナス面なし。
3着 クライムメジャー
偏差値1位③クライムメジャー ★★★★★
M・デムーロ騎乗時(1-0-0-0) この鞍上で新馬勝ち。1戦1勝。左回り1600m勝ち上がり。追切展開あり。厳選軸馬「S鉄板馬」に該当。素直に本命。マイナス要素一切なし。ここから。
1着はブレスジャーニー。偏差値は5位でしたがけっこう人気していたので評価は下げました。正直言って柴田善騎手が重賞を勝つとは思いませんした。まあ2歳重賞だったからかもしれません。ただ今後この馬をどう扱うかが難しいですね。
2着はダンビュライト。ルメール騎手に乗り替わりキッチリ2着を確保してくれました。結局今週の3重賞は全てルメール騎手が馬券に絡みました。1着はなかったのですが、流石の安定感ですね。連単系の1着軸ではなくて3連複系の軸にふさわしい騎手です。
3着はクライムメジャー。なんとか3着を死守!という感じでした。もしかしたら雨の影響もあったのかもしれませんね。
3強が予想されましたがロジムーンは7着に敗れました。少頭数だったのでキッチリ絞らないと馬券妙味は薄かったのかもしれません。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
③→①②⑤⑥⑦ 10点
完全にトリガミですがいちおう的中でした。
3重賞とも公式買い目は全て「的中!」となりました!
今までのブログ開始から重賞のトータルの収支は(2016年2月27日~)
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
78レース中29レース的中(的中率37.2%)
投資金額90,600円 回収金額227,590円
回収率251.2% 純利益136,990円
これでまた回収率が250%を超えました!純利益ももうすぐ14万に届きそうな勢いです。
▼9月以前の全ての結果は
▼過去の重賞結果は
今週の重賞スケジュール
10/15(土) 府中牝馬ステークス(G2)
10/16(日) 秋華賞(G1)
いよいよ今週末は3歳牝馬最終戦「秋華賞」です!残念ながらシンハライトが故障で回避となりましたが、逆に馬券的妙味は増えたのかもしれません。府中牝馬Sもなかなか味のあるレースですね。こちらは古馬牝馬のエリザベス女王杯へのステップになります。エリ女ではこれらの3歳と古馬の激突が見られそうです。秋華賞でのジュエラーの復活はあるのでしょうか。ぜひとも「重賞偏差値予想」にご期待下さい!
それではよろしくお願いします。
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ブログの更新スケジュールについて
月曜 ▼偏差値的重賞回顧
先週おこなわれた重賞を回顧します
火曜 ▼「厳選軸馬」「新偏差値表」結果編
先週の厳選軸馬と新偏差値表の結果を振り返ります
▼今週の重賞「登録馬」
水曜 ▼重賞「騎手データと過去走」更新
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夜▼「厳選軸馬」「新偏差値表」日曜版
▼日曜重賞偏差値確定版
日曜 ▼「今日のレース」
※G1の場合はイレギュラーで「G1スペシャル」大特集します
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