G1SP最終予想
天皇賞・春の最終予想を行っていきます。人気は完全に2強となっていますが偏差値的には2頭が完全に抜け出しているわけではありません。意外に混戦になっている、とも言えますね。
天皇賞・春(G1) 京都芝3200m 2017年4月30日(日)
偏差値はCASIOの協力で作成しています
追切展開あり ③⑥⑫⑮
展開★ ⑦
推奨穴馬 ⑤⑫
スポンサーリンク
★★★★★(軸)
③キタサンブラック⑮サトノダイヤモンド
★★★★(相手)
⑥シュヴァルグラン
★★★(抑え)
⑤ファタモルガーナ⑦アルバート⑫ゴールドアクター
★★(連系ヒモ)
①シャケトラ⑬トーセンバジル⑯レインボーライン
★(消し)
②④⑧⑨⑩⑪⑭⑰
2強が強いのはいうまでもありません。どう考えても買わないという判断はできません。ただし両馬とも一応弱みはあるんですよね。
キタサンブラックはやはりローテーションでしょう。昨年は大阪杯で負けてこのレースを勝ちました。勝った内容を見ても内枠有利のスローで1番人気もゴールドアクターに譲っていました。今年は大阪杯がG1に昇格してそこを勝って来ました。今後の見通しとして大阪杯と天皇賞・春の両G1を連覇するというのはすごく少なくなるのではないでしょうか。2000mと3200mのG1では求められる質も違います。ローテーション的に言えばステップレースを使って来た馬の方が有利になるのは間違いないです。実際今年は大阪杯からここに来たのはキタサンただ1頭だけです。今年は人気も背負いますし楽な展開にはならないでしょう。
サトノダイヤモンドは逆にローテーションは問題ないです。この馬はステップレースは単勝1倍台前半でキッチリ結果を出しています。問答無用に強い馬です。しかし枠は外。枠的にはキタサン有利なのは間違いないでしょう。有馬記念では斤量差もありましたが今回は同斤量。自分でマクっていくなり展開を作っていかないと捉えきれない可能性もあります。
そこを見ると今回漁夫の利、というかマイナス面が極めて少ないのはシュヴァルグランでしょう。この馬だけを見ると日本のG1で一番向くのがこのレースです。2200m以下は距離が全然足りないですし、2400mのJCはスピードスタミナ兼用でないと総合力で見劣ります。2500mの有馬記念は器用さがないと勝ち負けは厳しいです。今回は京都の3200m。距離はバッチリで幅員が広く直線も長い京都芝外回りコースです。阪神芝内回り3000mの阪神大賞典よりプラスになります。枠も絶好。展開面でもこの馬が自分から仕掛けなくても2強を見ながらどちらが来ても相手なりに対応できます。人気的にもやや気楽に乗れるのではないでしょうか。
★★★の3頭は展開に紛れがあったとき用に。ファタモルガーナは人気がないので絶対に抑えた方が良いでしょう。
人気サイドで1頭気になるのはシャケトラ。確かに未知の魅力は大いにありますが、今回はG1初挑戦。初の58kgを背負います。鞍上の田辺騎手は京都コースの物理的経験が圧倒的に少ないです(京都芝は2016年は0-0-0-9、2017年は0-0-0-1のみ)。3走前に境港特別を走っていた馬がこのメンバーで勝ち負けというのもどうかと思います。それに展開★も付かなかったですしね。
馬券は3連複③⑥⑮が大本線。
3連複③⑥→⑦⑫と⑥⑮→⑦⑫も抑えます。⑤絡みはオッズがつくのでぜひ買いましょう。あとは3連単③→⑥→①⑤⑦⑫⑬⑯と⑮→⑥→①⑤⑦⑫⑬⑯で配当狙いです(そんなにはつかないですが)。
これで合計20,000円ぶんの馬券です。結局2強からの馬券の相手は⑥と⑤しか買わなかったですね。どうしても元返しくらいが欲しい場合は3連複③⑦⑮と③⑫⑮を抑えてもいいかもしれません(私は抑えませんが)。
あと追加で購入してしまいました。これでフィニッシュです。
③→⑥→⑮で決着!
レコードタイムでキタサンブラックが勝ちました!大阪杯とのG1連勝となりました。2着はシュヴァルグラン。キタサンは交わせませんでしたが2着をしっかりキープ。最後はなんとアドマイヤデウスが粘るところを最後サトノダイヤモンドが交わしてゴール。結局3強決着と偏差値上位S判定3頭でのワンツースリーでした。アドマイヤデウスがG1だと厳しかったですが転厩も効果ありだったのでしょうね。シャケトラは出遅れて掛かり気味に前に行った時点で厳しかったようです。ゴールドアクターとレインボーラインも出遅れ。前に行った有力馬での決着でした。
3連複15,000×6.1=91,500円
3連複18,000×6.1=109,800円ダブル的中!
あわせて約20万円ゲットできました。
スポンサーリンク
偏差値1位⑮サトノダイヤモンド ★★★★★
ルメール騎乗時(7-1-1-0) 相性は非常に良い。デビューから継続騎乗。重賞3着以内7回。デビューから9連続3着以内。広いコースがより向く。スタミナあり。厳選軸馬。
偏差値2位③キタサンブラック ★★★★★
武豊騎乗時(4-2-1-0) 相性は非常に良い。この鞍上に変わり全くスキを見せない。デビュー以来ダービーを除けば14連続3着以内。スタミナあり。厳選軸馬。
偏差値3位⑥シュヴァルグラン ★★★★
福永騎乗時(5-3-2-2) 相性はかなり良い。重賞3着以内7回。キタサンブラックには4戦4敗だが昨年のこのレースが0.2秒差と一番差のないレースだった。スタミナあり。2400m以上は5-2-2-1で3000m以上は1-1-1-0と距離が伸びるとさらに安定度が増す。
偏差値4位⑫ゴールドアクター ★★★
横山典騎乗時(初騎乗) 吉田隼(B)→横山典(B)乗り替わり。淀の長距離得意の鞍上に変更がどう出るか。重賞3着以内6回。前走日経賞は単勝1.7倍で5着だったが力を出していない。変わり身有り。
偏差値5位①シャケトラ ★★
田辺騎乗時(1-0-0-0) 前走はテン乗りで日経賞制覇。ただし今回は中山→京都。鞍上には2014ホッコーブレーヴで3着の実績はあるが淀の長距離は不慣れなのは間違いない。重賞3着以内2回。デビュー以来6連続3着以内。キタサンブラック、サトノダイヤモンドとは初対決。スタミナあり。
偏差値6位⑦アルバート ★★★
川田騎乗時(初騎乗) ムーア(S)→川田(S)乗り替わり。重賞3着以内4回。G2G3だと3-1-0-2だがG1だと0-0-0-3と脆い。しかし昨年のこのレースは0.5秒差6着で、その後も長距離戦で力をつけている印象。スタミナあり。
偏差値7位⑬トーセンバジル ★★
四位騎乗時(0-0-2-0) この鞍上での阪神大賞典、神戸新聞杯が良い内容。重賞3着以内2回。スタミナあり。
偏差値8位⑤ファタモルガーナ ★★★
浜中騎乗時(0-0-0-1) 蛯名正(C)→浜中(S)乗り替わりは3プラス。重賞3着以内7回。3000m以上の重賞は0-4-1-4と安定。昨年のこのレースはゴチャ付き位置取り下がるも0.5秒差7着。乗り方次第か。スタミナあり。
⑯レインボーライン ★★
M・デムーロ騎乗時(1-0-0-1) 重賞3着以内4回。広いコースで末脚発揮が持ち味。
偏差値10位⑩アドマイヤデウス ★
岩田康騎乗時(4-1-3-9) 相性は良い。重賞3着以内6回。G1は0-0-0-9でG2は2-1-3-0と永遠のG2大将。2014皐月賞以来G1とG2しか出走しないので成績はオセロのように白黒ハッキリしている。
偏差値11位④スピリッツミノル ★
幸騎乗時(1-0-0-1) 重賞3着以内なし。距離は合うがG1でどうか。
偏差値12位⑧タマモベストプレイ ★
吉田隼騎乗時(0-1-0-1) 重賞3着以内4回。重賞での馬券圏内は2014京都大賞典2着が最後。さすがに厳しいか。
⑨ディーマジェスティ ★
蛯名正騎乗時(4-1-1-3) 相性は良い。重賞3着以内4回。菊花賞4着以降伸び悩んでいる。
⑭ワンアンドオンリー ★
和田騎乗時(初騎乗) 武豊(S)→和田(C)乗り替わりは3マイナス。重賞3着以内5回。国内では現在16連続5着以下。前走阪神大賞典は3人気だったが全く見せ場なし。
偏差値15位②ラブラドライト ★
酒井学騎乗時(0-3-0-1) 相性は良い。重賞3着以内1回。3000m以上は0-3-0-1と崩れなし。
偏差値16位⑰ヤマカツライデン ★
松山弘騎乗時(3-3-0-2) 相性はかなり良い。津村(C)→松山弘(C)乗り替わり。重賞3着以内なし。重賞ではこの馬の逃げが通用していない。
偏差値17位⑪プロレタリアト ★
杉原騎乗時(3-1-0-7) 重賞3着以内なし。牝馬。前走ダイヤモンドSは11着。
「展開順偏差値表」
「↑」から前に行くと予想される順に並べました
前に行く馬で★付きはキタサンブラックとゴールドアクターだけです。そしてサトノダイヤモンドとシュヴァルグランが差してきて、アルバートの追込が届くのかどうかという感じですね。やはりシャケトラは★が付かなかったのが大きいと思います。
スポンサーリンク
▼天皇賞・春 JRA公式データ
▼明日のメイン4/30(日)▼
それではよろしくお願いします。
↓ランキングにご協力下さい↓
クリックお願いします