私はツイッターでもアカウントを作っているのですが(もともとこのブログを始める前はツイッターで予想をつぶやいていました)、先日おこなわれた七夕賞でフォロワーの方からものすごい的中馬券の画像をいただきました。
こちらです
フォロワーの「デムーロ@COHA」さんからいただきました。ありがとうございます!
七夕賞
ワイド④-⑧ 20,000円×8.9=178,000円
これは本当にすごいですね。ワイドなので1点でも不思議ではないのですが、やはり倍率も大きいですし、的中の重みすら感じさせられます。
「デムーロ@COHA」さんいわく、偏差値を参考にされたそうです。
ではこの時の偏差値を見てみましょう。
七夕賞 2016年7月10日(日)
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偏差値1位は⑧アルバートドック、2位は④ダコールでした。たしかにこの2頭だけ「S判定」でピンク色になっています。A判定やB判定の馬も多くなく、たしかにこの2頭がやや抜けている印象があります。結果的には1番人気は偏差値5位の⑯シャイニープリンスで、2番人気は偏差値7位の⑩ルミナスウォリアーでした。この2頭が人気だったおかげで、④-⑧のワイドは890円とワイドにしてはなかなかの高配当になりました。ここに1点でガツンといける胆力が素晴らしいですよね。
このブログでの七夕賞の予想・回顧はこちら
▼七夕賞(G3) 全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
▼七夕賞 プロキオンステークス 偏差値的重賞回顧 - 馬券生活✩競馬で生きていく
その他にも画像をいただきました。
こちらは7/10(日)の中京12R。時間がなくて締切だったそうですが、買えていれば的中しています。
中京12Rの偏差値表です
偏差値1位は降級馬で展開★ありの②ダノンブライトでした。そこから、偏差値5位の⑥と偏差値4位の⑦への馬券になっています。②-⑥のワイドは1,680円!もし締切をくらわなかったら5,000円×16.8=84,000円と、これまたすごい払い戻しになっていました。しかも4着は⑦だったので、展開によってはダブル的中もあった可能性があります。そこはワイド馬券のメリットですよね。
最後にもう一つ
7/10(日)の福島12R。こちらは本当はワイドは③が軸だったそうで、②-⑩ではなくて③-⑩を買いたかったそうです。
偏差値表だと
②は4着だったので、買い間違いといえども2着3着4着の馬を選べていますね。確かに③レッドマジュールは降級馬で偏差値1位に展開★と軸の要素満載でした。3歳馬の④が来ていなかったらこちらもダブル的中の可能性があったわけです。
的中報告をいただき本当にありがとうございました!
そして偏差値を参考にしてもらっているという事で、こちらとしてもすごく嬉しいですね。新偏差値表としてリニューアルしたので偏差値の記載されるレース数も増えたので(全場7R以降)使いやすくなっているのかもしれません。
もしみなさまも、「重賞偏差値予想」「新偏差値表」などこのブログを活用されてこんな馬券が当たった!などございましたら、的中報告をいただけるとありがたいです。現在ではこちらへのアクセスは、ツイッターか、ブログのコメント欄しかないのですが、もしツイッターで画像つきのリプ等いただければブログでも紹介させていただきます。
ツイッター
オニキスお肉@競馬
しかし今回の的中報告を受けて、私自身もいろいろと馬券の券種についてあらためて考えさせられました。
普段は私の馬券は「3連複」がメインです。これは攻守のバランスを考えての結果ですが・・・
3連単
やはり「3連単」は配当の大きさがすごく魅力的なのですが、やはり買い目の数が増えてしまうところがマイナスです。私はできるだけ点数を絞りたい派なので、現在は3連単はほとんど購入しません。少頭数でほぼ序列がわかっているケースでは買う事もあります。いずれか潤沢な資金が使えるようになれば、投資的に3連単多点買いをやってみたいという考えもありますが・・・。これはまだ先になりそうです。
馬連
「馬連」なのですが、どうしても3連複と比較すると魅力を感じません。
例①) BOX買い
馬連 3頭=3点 4頭=6点 5頭=10点
3連複 3頭=1点 4頭=4点 5頭=10点
基本的にBOXは5頭までしか購入しませんので、これを比較するとやはり3連複に軍配があがります。とくに3頭や4頭の時の点数の少なさが魅力的です。
例②) 1頭軸流し
馬連 相手3頭=3点 4頭=4点 5頭=5点
3連複 相手3頭=3点 4頭=6点 5頭10点
こちらは当然ですが馬連のほうが点数は減ります。しかし馬連でイヤなのが、軸が3着で相手に選んだ馬が1着と2着に来たケース。これは本当に残念です。3連複ならもちろん的中しています。これ以外だと、3着に予想外の馬が来ても馬連なら的中という事もあります。
ただし、3連複の保険として「馬連」と併用するのはすごく効率的ともいえます。馬連と3連複がダブルで的中する事もありますしね。
ワイド
3連複の保険として考えるなら本流はむしろ「ワイド」だと思います。
3連複でどうしても当たらないケースとして、1頭予想外の馬が来てしまう事です。今回の七夕賞でも3着のオリオンザジャパンはどうしても買えなかった・・・という方も多かったでしょう。このブログでも重賞での公式3連複でも、1頭低偏差値の馬が来て抜けという事もけっこう目立ちます。しかしワイドであればその心配は一切ありません。とにかく選んだ2頭がともに3着以内に入れば、のこり一つの枠がどんな馬だとしても全く関係ありません。よく、この馬だけは絶対に買いたくないというケースがあったとしてもワイドであれば、最初からその馬は存在していないと考える事もできます。それに断然1番人気がコケればワイドの配当も(多少ですが)上がります。もちろん七夕賞は馬連でも的中していましたが、オリオンザジャパンが2着まで激走していれば不的中になります。
そしてワイドのもう一つのメリットは、同じ券種での「複数同時的中」がある、という事です。これは複勝以外の馬券には存在しないものです。これは大きいですよね。ダブル的中で時には予想しなかった配当にありつける事もあります。まあ恐らく私が貧乏性だという事もあるのかもしれませんが。
馬連や3連複だとどうしても的中以外の買い目は戻ってくる事はありません。
もちろん資金配分をして資金の投入額の中から買い目ごとに金額を調整して、どの買い目が的中しても期待の回収率を得られるというのが基本だと思います。しかしワイドをメインにすれば、結果として期待の回収率以上を稼ぐ事も可能だという事です。
もちろんワイドを複数点数買うという事は、同時に3連複の馬券を購入しているともいえます。しかし3連複のみでの購入に比べるとリスクを軽減しているともいえます。
ワイドのデメリット
非常にメリットが多く、良い馬券のワイドですがデメリットも当然あります。一つはまあ当たり前ですが、配当が低いという事です。でもそれはおそらくワイドをメインで買う人は百も承知だと思います。それ以外で非常に恐ろしい事があります。
ダントツ1番人気からのワイドを買う事
これは、場合によってはワイドを買わない方が良いケースもあります。私はこれで過去に非常に痛い思いをした事があります。
2013年 天皇賞(春)
1番人気 ゴールドシップ 単勝1.3 複勝1.1~1.1
2番人気 フェノーメノ 単勝6.2 複勝1.4~3.1
この時私は、過去のデータから「ゴールドシップ」が自信の本命でした。そして時間をかけて相手を選んでいった結果、「フェノーメノ」しか残りませんでした。2頭の馬連が2.8倍。ワイドは1.6~1.7倍でした。ここで確実に資金を増やそうと考えたのです。結果は2頭の馬連に5万円。ワイドにも5万円。あとは2頭からの3連複と3連単を少し買いました。
この馬券が的中すれば
馬連 50,000円×2.8=140,000円
ワイド 50,000円×1.6=80,000円
合計220,000円の払い戻しで、12万円儲かる予定でした。
しかし、結果は無残にもゴールドシップは5着で、フェノーメノは1着でした。まあ外れたのは仕方ありません。しかし払い戻しを見て愕然としたのです。
フェノーメノ 複勝300円
おいおい、これだったら馬連やワイドなんか買わずにフェノーメノの複勝1点勝負で良かったじゃないか!それだったら100,000円×3.0=300,000円で、20万も儲かっていたじゃないか!!
もう大ショックでしたよ・・・
しかしこれはたまたまダントツ人気のゴールドシップが4着以下に敗れたから、フェノーメノの複勝の配当が跳ね上がったのです。もし普通にシップが3着以内でフェノーメノも3着以内なら複勝は1番低い1.4倍だったでしょう。それなら100,000円×1.4=140,000円でたった4万円の儲けにしかなりませんでした。
これを教訓として、ダントツ1番人気を含むワイド馬券を購入する時は必ず該当馬の複勝オッズも確認するようになりました。特に、相手を人気のない穴馬に選ぶ場合は複勝の配当がものすごく変わるケースがあるので要注意です。
まあ「3連複」の保険が「ワイド」で、その保険が「複勝」という認識でいいと思います。いずれにしても勝負をする時は絶えず券種やオッズへの注意が肝心という事ですね。
最後に今回の七夕賞の結果を受けて、2頭かなり堅そうな軸が見つかったら、総流しもアリだという事です。
⑧アルバートドック ④ダコール この2頭軸として
3連複総流し14点(1点100円) 1,400円で24,200円
3連単1着2着固定総流し(1点100円) 1,400円で96,740円
これはすぐにでも実践できそうですね。それに点数を絞りたければ、オッズを見て100倍未満の時は買い目を削除するのもいいかもしれません。けっこう偏差値1位と2位で1点での馬単的中も多いです。特に3着に人気薄がきたら3連単の配当もかなりハネますもんね。総流しというのは思考を止めているという風にも見えますがやはり競馬というのは完璧に予測するというのは不可能です。「偏差値」である程度の方向性が絞れたならアソビの部分も持ちながら柔軟に対処していくのもいいかもしれませんね。
的中報告、本当にありがとうございました!
そして、これからもこのブログ、頑張っていきますのでどうかみなさまよろしくお願いいたしますね!
それではよろしくお願いします。
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それから、最後にこのブログでの私の競馬への考え方に深く関わっているサイト等を紹介します。
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▼馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」
実際に競馬で1億円以上を稼いで馬券裁判になった「卍氏」の競馬に関する考え方が記載された本です。私がこのブログで「偏差値」を開発して発表するきっかけになったのがコレです。色々なデータを組合せて自分独自の指数を作成していく。実際に競馬で稼いだという事実があるので重みが違います。もちろん指数だけではなく、馬券の買い方がいかに重要かという事がハッキリわかります。
※「卍氏」の新刊も発売予定です
「外厩」といったらコレです。外厩という競馬新聞にも載っていない制度。これがいかにJRA競馬を攻略するのに必要かがわかります。賞金の高い高額条件の重賞(とくにG1)がなぜ外厩使用馬で埋め尽くされるのか・・・
このブログの「重賞偏差値予想表」に外厩データが入っている理由の一つです。
▼書籍版競馬王 2016年 07 月号 ▼Kindle版競馬王 2016年07月号 [雑誌]
こちらもかなり長いあいだお世話になっています。昔は月刊誌だったのですが、現在は隔月刊で発刊となっています。
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