先週おこなわれた東西の重賞を振り返っていきます。
今週の重賞は
・ユニコーンステークス 函館スプリントステークス 出走馬確定 - 馬券生活✩競馬で生きていく
まずはこちらから。
エプソムカップ(G3) 東京芝1800m 2016年6月12日(日)
偏差値1位→3位→6位で決着。
やはり外枠は不利だ、という見方が強く出て、ルージュバックは1番人気でしたが単勝280円と被った人気にはなりませんでした。
そして、ルージュバックとフルーキーの馬連は1番人気でしたが、750円の配当。
枠をそれほど気にせずに、この2頭の馬券にガツンと行かれて大儲けしたという方もいらっしゃるのでしょうね。
そして好枠だと思われたロジチャリスは2番人気で4着。
やはり、競馬というのはある程度の事前予想、世間の思惑から、結果は見事に裏切ってしまうというケースでしたね。
私などは見事に当てはまってしまいました。
枠を重視して、偏差値1位のルージュバックを下げ、2位のロジチャリスを重視。
最悪な方を選んでしまいました。
ルージュバックが1着で、
3連複は4,550円
3連単は15,090円
素直にルージュバックを信頼できた方にとっては、美味しすぎるオッズだったと思われます。
それでは着順ごとに「全頭徹底解説」から振り返ってみましょう。
レース当日の予想は
・エプソムカップ 全頭徹底解説 6/12(日) - 馬券生活✩競馬で生きていく
1着 ルージュバック
1位 70.9 ⑱ルージュバック ✩✩✩+
昨年のオークス、今年の中山牝馬Sともに2着です。
牡馬との混合戦のG3だと、実力的に抜けているのかあまり差がないのか、正直掴みかねます。
いつも通り中3週で「ノーザンF天栄」。これはいつもの事なのでプラス要素ではありません。
そして・・・大外の18番枠。
それを覆すほどの実力がこの馬にあるのでしょうか。
内から中目の枠であればこの馬を本命にするつもりでした。
しかし、この馬に大外を覆せるほどの力はないと判断します。
大外一気をするか、インにもぐりこむか・・・
いずれにしてもイバラの道が待っている気がします。
2着 フルーキー
3位 61.9 ⑯フルーキー ✩✩✩+
チャレンジC1着、中山金杯3着、新潟大賞典2着と非常に安定しています。
中山記念もドゥラメンテの0.4秒差4着と非常に高いポテンシャルを示しています。
しかも「藤岡佑」から「M・デムーロ」と特上の乗り替わりです。
ミルコが騎乗停止明け以来イマイチなのはやや不安ですが。
しかし、脚質的に後ろから。枠も8枠。かなりの距離ロスがありそうです。
同じような脚質の⑥アルバートドッグと比べても、枠はこちらがマイナス、騎手はこちらがプラスと相殺したらプラマイゼロといった感じです。
この馬が強いのは本当にわかります。
しかし軸にできるかと言えばそれは、ノーです。
3着 マイネルミラノ
6位 52.9 ⑬マイネルミラノ ✩✩✩✩
ローカルでの重賞で実績があります。中央開催だとワンパンチ足りない印象です。
枠はやや外ですが、今回は非常に展開に恵まれました。
他馬の仕掛けが遅くなればこの馬がスイスイ逃げ切る可能性もあります。
展開★がつきましたし、展開面ではイチオシの馬です。
以上が、レース当日の全頭徹底解説からでした。
まあなんというか、マイネルミラノの評価以外はカラ回りという感じでしたね。
ただ、偏差値6位の3頭の中からマイネルミラノを選べた事は救いでしたね。
予想の結果は、
[ 公式3連複買い目 ]
⑱→⑥⑦⑧⑬⑯ 10点
いちおう的中しています。
[ チャレンジ3連複最終買い目 ]
⑦→①④⑥⑧⑩⑬⑯ 21点
ハズレです、点数を増やして1着を消してしかも軸は4着という、これはもう散々な結末です。見事にチャレンジで豪快に足を引っ張っていますね。
ちなみにルージュバックは、有馬記念の時は唯一外厩を使っていませんでした。
今回は中3週で外厩「ノーザンF天栄」と通常運転でした。
関係者もホッとされている事でしょう。
今後も、もしルージュバックが外厩を使っていなければ「消し」でいいです。
2着のフルーキーは「藤岡佑」から「M・デムーロ」の乗り替わりが強烈に効きましたね。2着は彼のウデで持ってきた感じです。
乗り替わっていなかったら5着がやっとだったでしょう。
ちなみに新潟大賞典も2着でしたが、その時とは他の騎手の質が違います。
5着のレコンダイト(石川裕)、6着のヒストリカル(田中勝)、7着のアルバートドッグ(三浦皇)は騎手が乗り替われば、アッサリ3着以内に来そうです。
その中で最先着した石川裕騎手は見所があります。ヒストリカルとアルバートドッグは早急な乗り替わりが必要です。そうしないと馬が可哀想です。
続いては、
マーメイドステークス(G3) 阪神芝2000m 2016年6月12日(日)
偏差値5位→5位→7位での決着。
これは見事にヒモでの決着という感じになりましたね。
C判定の馬が存在せず、B判定とD判定の間にミゾがあり結局実力差もそこで分かれたようですね。
ちなみに、当日の阪神9Rの結果を見て、これはインと前に行く馬が有利だと思いチャレンジの買い目を組みました。
しかし結果として、雨が強くなり、インがやや悪化。
道中で⑤ハピネスダンサーはやや厳しい位置取りになってしまい、④レッドオリヴィアに至っては3コーナーから4コーナーにかけてズルズル下がっていく始末。
⑫リラヴァティと①ココロノアイは前目の位置取りを上手く活かし、⑦ヒルノマテーラは追込にかけた四位騎手の手綱裁きが冴えましたね。
それでは全頭徹底解説を振り返っていきましょう。
レース当日の予想は
・マーメイドステークス 全頭徹底解説 6/12(日) - 馬券生活✩競馬で生きていく
1着 リラヴァティ
5位 55.8 ⑫リラヴァティ ✩✩✩✩
1600万下勝ちの1戦ですが、いくつもの重賞好走実績があります。
展開的にも非常に向きそうであります。前に行けて上がり能力も高いです。
普通に上位に来られる馬です。
2着 ヒルノマテーラ
5位 55.8 ⑦ヒルノマテーラ ✩✩✩+
条件馬ですが、3歳時にローズS0.5秒差の5着があります。
騎手も良いですし、展開★もつきました。
上位争いできる馬でしょう。
3着 ココロノアイ
7位 54.3 ①ココロノアイ ✩✩✩✩
「横山典」+「関東馬」と買いたくない組み合わせですが、
3歳のチューリップ賞までは全て3着以内。
休養明けの阪神牝馬Sは0.5秒差の5着。やはり力はあります。
今回は、追切展開外厩と全て印が入りました。
今までの偏差値8位以下の馬と比較すると次元が違います。
この馬以上の馬たちの争いでしょう。
以上が全頭徹底解説からでした。
[ 公式3連複買い目 ]
⑤→②④⑦⑫⑬ 10点
[ チャレンジ3連複最終買い目 ]
④⑤2頭軸→①②⑦⑫⑬ 5点(20%×5)
ともにハズレでした。
偏差値7位のココロノアイからの7頭立てという評価は間違っていなかったのですが、下位の3頭で決まってしまいましたね。
これはBOXでないと買えないでしょう。
逃した配当24,090円はけっこう大きかったですね・・・
今までのトータルは、
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
43レース中15レース的中(的中率34.9%)
投資金額53,200円 回収金額142,450円
回収率267.8% 純利益89,250円
[ チャレンジ3連複最終買い目 ]
10レース中0レース的中(的中率0%)
投資金額13,200円 回収金額0円
回収率0% 純利益-13,200円
だんだんと、チャレンジのほうは虚しくなってきてはいますが、
10レース連続不的中なら、あと10レースやってみて様子を見ようという感じです。
かなりチグハグな結末になっていますが、なんとか頑張ってみましょう。
最後に、先週から新しく始まった
「展開 ★」
このマークですが、
エプソムカップでは偏差値6位の3頭の中から、このマークがついたマイネルミラノが3着に好走しました。
そしてマーメイドステークスでは、偏差値7位までの7頭のうち、展開★マークがついた5頭がワンツースリーを決めました。
※展開★とは
最後の直線(4コーナー)で先頭に立つ可能性のある馬や、上がり3ハロンで最速の上がりを繰り出せそうな馬、など展開面で有利に立てそうな馬につく記号です。
偏差値が同じ2頭を比べるなら明らかにこの★がついた馬のほうが有利です。
やはり偏差値が近い馬を比較するならこの「展開★」マークはかなり使えると思います。
先週の一番の収穫はこの「展開★」だと思います。
それでは、今後とも「偏差値重賞予想」をよろしくお願いします。
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