いきなりすごい題名ですが・・・
たまには競馬についてのいろいろな、雑感、コラム的なもの書こうと思います。
実は先日ツイッターでアンケートをとったのですが、
驚くべき事がわかりました!
ツイート
アンケートです!
— オニキスお肉@競馬 (@onix_oniku_uma) March 1, 2016
競馬をする時に
新聞(専門紙・スポーツ紙)って使いますか?
まずは投票してくださった139人の方々、本当にありがとうございました。
競馬新聞(専門紙、スポーツ紙)を競馬で使っているかどうかのアンケートだったのですが、結果はなんと、38%の方が「全く新聞を使っていない」、という事でした。「以前ほどは使わなくなった」、という方も20%いるので、半数以上の方が競馬新聞離れの傾向にあるようです。
もちろんこれはツイッターでのアンケートなので、普通、ツイッターユーザーはPCやスマホを日常的に使用しているので、一般の方よりも競馬新聞離れが多い傾向だとは思いますが。もし、競馬場やウインズで、50歳以上の方限定でアンケートをとったら、95%は「必ず使う」と答えていたでしょう。
ではいったい、競馬新聞を使わずにどうやって、競馬の予想をするのでしょうか?
ちなみに私は、PCがメインで、スマホは基本移動時のみ、通話はガラケーでと、トリプルユーザーです。競馬の時は、JRDBというサイト(PCでもスマホでも見られます)を使用しています。
それではせっかくなので、ネット(主にPC)で使える予想媒体をリストアップしてみましょう。
まずは私が使用している
JRDB(有料、月1980円)
競馬[JRDB] - 36Rの競馬新聞・直前情報・競馬予想に役立つデータ満載
こちらとはかなり長いおつきあいになります。かれこれ10年以上使用しています。もともとは、パドックの情報をリアルタイムで発信してくれるのが魅力だったので入会しました。データ量が多いので、自分に合ったやり方を見つけるまでは、正直使い辛いかもしれません。ただ、使いこなせるようになると手放せなくなります。今流行りの、外厩データも扱っていますね。
JRA公式データを使用するなら
TARGET frontier JV( 有料 JRA-VANデータラボ会員登録必要、月2052円)
充実のJRA公式競馬データを集計・分析!|競馬予想のための最強ソフト TARGET frontier JV|競馬情報ならJRA-VAN
やはりこちらが一番メジャーなのではないでしょうか。ちなみにJRA-VANデータラボ会員になると、TARGET以外のソフトも使用可能になります。
あとは
JRA-VAN NEXT(有料 月864円)
ネクストの5大メリット!|JRA-VAN NEXT(ネクスト)|競馬情報ならJRA-VAN
というのもあります。
JRAレーシングビュアー(有料 月540円)
こちらは過去のレースとパドックや調教映像などがいつでも好きな時に見られます。レースの約3分後から、レース映像が見られるので、TVがなくてもほぼリアルタイムに楽しめますね。以前,まったくTVが見られなくなった環境だった時に、ノートPCで1日36レースこのレーシングビュアーのみで競馬をやっていた経験があります。その時はものすごくストイックに競馬のみに集中できた記憶があります。今ではグリーンチャンネルWEBhttp://sp.gch.jp/gchW/webContents/html/portal.htmlがあるので、PCやスマホのみでも十分にTVなしで競馬が楽しめます。
もちろんJRAのホームページを見れば、馬柱や過去のデータを無料で見ることができます。
これ以外にも有料無料で見られるサイトは山のようにあります。みなさんもそれぞれ、お気に入りや活用されているサイトがあるのでしょう。
それでは競馬新聞(紙)を見てみましょう。
専門紙
wikipediaから
全国対象
競馬エイト
競馬ブック
研究ニュース
優馬
関東のみ
馬三郎
勝馬
競友
日刊競馬
関西のみ
競馬ニホン
競馬開催前日のお昼すぎから発売されます。競馬場の近くや、駅の売店だと早い時間からあるイメージですね。
現在だと、これだけしかないのですね。昔はもっと数が多い記憶があったのですが。コンビニでもだんだん置いてある数が減っているような気がします。
値段はだいたい500円前後です。一ヶ月で8日だと考えると、なんと月4000円になってしまいます。
果たしてそれだけのメリットがあるのでしょうか。馬柱はネットで見られますし、過去走も競走馬の全てを見られるわけではない。予想家の印で人気があるのかもしれませんが、実は私は予想印って一切参考にしないんですよね。
ただし、以前は私も専門紙を購入していました。「馬三郎」ですね。理由は、全36レースすべて載っているからです。以前は毎週必ず全36レースを購入していたので、助かりました。その頃もネットは活用していたのですが、データを新聞に書き込んで使っていましたね。
そして専門紙と同じくレース前日に購入できるのが
夕刊紙
東京スポーツ(関西は大阪スポーツ、中京は中京スポーツ、九州は九州スポーツ)
※九州スポーツのみ朝刊
夕刊フジ
日刊ゲンダイ
値段は140円前後ですね。一ヶ月でも1000円ちょっと。
とくに東京スポーツ、いわゆる東スポはかなり競馬に力を入れていて、全36レースの馬柱が見られます。これで「馬三郎」から「東スポ」に切り替えましたね。2年前くらいまでは毎週ではないですが、たまに購入していました。もちろん競馬以外の情報(役にたつかどうかは人それぞれですが)も載っています。
レース前日に手に入るという事を考えると、値段的に専門紙のメリットは皆無ですね。おそらく今の若い人が競馬をやろうと思って、専門紙に手を伸ばすというケースは皆無に近いんでしょうね。
あとは
スポーツ新聞(スポーツ紙)
日刊スポーツ
スポーツニッポン
スポーツ報知
サンケイスポーツ
中日スポーツ
東京中日スポーツ
デイリースポーツ
道新スポーツ
西日本スポーツ
値段は140円前後、夕刊紙とほぼ同じですね。こちらは朝刊なので、朝5時前後くらいから販売されます。
専門紙・夕刊紙との比較では、やはりレース前日に手に入らないのが痛いですね。メインレースが中心だったり、競馬場やウインズに当日行くときに、ふらっと買うというケースが多いのではないでしょうか。
情報面では日刊スポーツが抜けているのではないでしょうか。馬柱、調教、データ量は一番だと思います。ちなみに私はデザイン(色使い)だとサンケイスポーツ(サンスポ)が好みです。
ただし、G1の週になるとつい買っちゃいますね。ダービーや有馬記念の週などは、これを読むとめちゃめちゃテンション上がります。ネットの情報もいいのですが、紙面での写真・文字タイトル・記事の一体感はかなりのものがあります。レースの翌日の紙面もいいですね。1面にばーんと載っていて、好きな馬だと、永久保存したくなります。
あと、野球やサッカーなど他の競技が好きな方にもおすすめです。
以上、簡単に振り返りましたが、
競馬新聞(専門紙)の未来は圧倒的に暗いですね。
まず、コスト的に無理、です。とても買いたいとは思いません。現在、買い支えている(おそらく)40~50歳以上の方が、これからどんどん高齢化していきます。あと10年、20年たったら今よりももっととりまく状況は厳しくなると思います。正直、絶望的ですね・・・
もし私が、競馬専門紙のオーナーだったら、見えない未来にうんざりして、止め時ばかり考えますね。専門紙を経営している会社って、はたして黒字なんでしょうか?ものすごい、厳しい経営だと予想されてしまいますね・・・
では、私が現在全く新聞を買わないかといいますと、そうではありません。
1つは、競馬場に行く時ですね。
最近はほぼ自宅で、PATで馬券を購入しているのですが、たまに競馬場へ行く時もあります。その場合は、レース前日に「東スポ」を購入して、そこに必要なデータを記入しておき、当日は競馬場で新聞を見ながら馬券を購入します。そこで必要なデータがあれば、スマホで見ます。もう1つは、先程も書いたんですが、G1レースの週にスポーツ紙(朝刊)を買う事があります。あとは、ものすごいレースだった時に、翌朝買うときもありますね。
実際、競馬場へいくとやはりほとんどの方が、何らかの新聞を手にしています。私も、その時は実際に新聞を購入していきますが、本当は購入したくありません。新聞にいちいちデータを書き入れるのが面倒ですし、スマホだと情報の閲覧がやはりやりにくいんですよね。かといって、ノートPCになると指定席必須でしょうし、タブレット(私は持っていませんが)でも画面の大きさ的に、満足できるものではないでしょう。
いずれかは、タブレットがもっと薄くなって、画面の大きさを変えられる(折りたたみ、伸縮自在)ものがでたら、すごいと思います。あと、指かタッチペンで書き込み自在、ファイルをタッチしてコピーして、好きなところに貼り付けできる、しかも大きさも変えられる。そんなものがあったら、完全に新聞は消滅しますね。
ただし、いろんな専門紙やスポーツ紙がネットでも閲覧できるようになっています。いったいどれだけの方が、そのサイトを見ているかはわからないですが、はたして需要ってあるんでしょうかね?よく、一般紙でもありますが、新聞をそのままPCやスマホで閲覧できるものがありますよね。
昔、iPhoneを購入した時に産経新聞のアプリが無料だったので、ダウンロードしたのですが、正直ものすごく見づらくて1週間後には全く見なくなりました。競馬の馬柱だって、新聞と同じ印刷されたものをスマホでスライドしながら見て、いったい何が楽しいんでしょうか。
もちろん画面の大きいPCなら、ストレス無く見られるのでしょうが、自宅でそれをしようとは全く思いません。基本的に、新聞の会社(専門紙、スポーツ紙、一般紙)ってものすごい保守的で、頭が固いように思います。
今回のタイトルは
「競馬新聞に未来はあるのか!?」
ですが、私には未来は全くないとしか思えません。
ただし、実際に厩舎や騎手を取材したり、調教の計測をするのは競馬記者の仕事です。特に調教のタイムが一切発表されなくなってしまったら、正直私は困ります。
グリーンチャンネルやBS11を見ると、専門紙やスポーツ紙の記者が出ていますが、ほとんどの方がサラリーマン的思考で、あたりさわりのないコメント。もちろんJRAと持ちつ持たれつなのでしょうが、取り巻く状況は圧倒的な閉塞感しかありません。地上波だと芸人ばかり出て、競馬を文化のひとつだと考えて放送しているのか、全く疑問です。
ちょっと話がそれてしまいましたが・・・
やっぱり競馬はもっともっとメジャーになって欲しいです。我々は身銭を切って、JRAに貢献しています。もちろん馬券で勝ち続ければ、金銭的な負担はなくなりますが、競馬を取り巻くソフト面での充実はまだまだ足りないと思います。その一つが競馬新聞ですね。
今、競馬を始める方って、いったいどういう方法で競馬の予想をするのでしょうか?競馬新聞は先細りする一方。ネットはいろんなサービスが乱立。初心者が入りやすいスタンダードでメジャーなものがあれば、もっともっと競馬人口が増えるはずです。
今はおそらく過渡期でしょうが、どうせなら明るい未来があるといいですね。
それではよろしくお願いします。
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※G1の場合はイレギュラーで「G1スペシャル」大特集します
それから、最後にこのブログでの私の競馬への考え方に深く関わっているサイト等を紹介します。
競馬に関するほぼあらゆるデータが集まっています。初めはリアルタイムでのパドック情報配信に興味があったのですが、「能力」「展開」「調教」「騎手」「厩舎」「オッズ」「パドック」「外厩」等、あらゆるものが指数化されています。アナログなものもデジタルに変換している感じですね。
▼馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」
実際に競馬で1億円以上を稼いで馬券裁判になった「卍氏」の競馬に関する考え方が記載された本です。私がこのブログで「偏差値」を開発して発表するきっかけになったのがコレです。色々なデータを組合せて自分独自の指数を作成していく。実際に競馬で稼いだという事実があるので重みが違います。もちろん指数だけではなく、馬券の買い方がいかに重要かという事がハッキリわかります。
※「卍氏」の新刊も2016年7月29日発売です!
「外厩」といったらコレです。外厩という競馬新聞にも載っていない制度。これがいかにJRA競馬を攻略するのに必要かがわかります。賞金の高い高額条件の重賞(とくにG1)がなぜ外厩使用馬で埋め尽くされるのか・・・
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▼書籍版競馬王 2016年 07 月号 ▼Kindle版競馬王 2016年07月号 [雑誌]
こちらもかなり長いあいだお世話になっています。昔は月刊誌だったのですが、現在は隔月刊で発刊となっています。
それではよろしくお願いします。