そういえば2月28日の中山記念。
すっかり影が薄くなってしまいましたが、出走していましたね
ロゴタイプ
けっこう私はこの馬には色んな思い出があります。
初めてこの馬を注目する事になったのが、2012年朝日杯フューチュリティステークス。
この時の1番人気はコディーノ。単勝1.3倍の圧倒的人気でした。今考えると、何でそんなオッズに?と思ってしまいますが、やはり関東の藤沢厩舎。過剰人気になってしまったのでしょう。
しかし結果はロゴタイプが1着。コディーノは2着でした。
この時、私はラブリーデイを買っていました。え、出走してたの?って思われる方もいらっしゃると思いますが、ラブリーデイもけっこう早くから王道路線を走っていましたね。結果的には先物買いすぎたようですね。まさか2015年、ラブリーデイがあんなに勝ちまくるとは夢にも思いませんでした。
そしてロゴタイプは次走、皐月賞のトライアル、スプリングステークスに出走、見事勝利します。この時、騎手はミルコ・デムーロから、弟のクリスチャン・デムーロに乗り替わっていたのですが、問題はなかったみたいですね。
そしていよいよ皐月賞へ。
この時の出走馬は
皐月賞 中山 2013年4月14日
意外に混戦です。普通、2歳チャンピオンがトライアルをしっかり勝って出てきたら、圧倒的1番人気になると思いますが、2番人気のエピファネイアとの差はわずかですね。
この馬は名前もそうですが、どうにも地味なタイプなんですよね。
大物感がないというか・・・
実際、私もこの時のロゴタイプの取捨には悩まされました。
掲示板(5着以内)は恐らく外さないとは思うが、勝ちきる印象もあまりないな。
という感じでどうしても本命にはしづらかったのです。
あとはスプリングS組ではなくて、もうひとつのトライアル、弥生賞組の巻き返しに注目していました。
弥生賞は1番人気のエピファネイアが4着、2番人気のコディーノが3着、とけっこう波乱になりました。
この時は人気薄のミヤジタイガ(10番人気)を拾えたので、馬券をとる事ができました。
馬券はコディーノから3連複をばらばら流して、46点も買っています。あとから追加した馬券もあるので重複(画面の赤文字は重複の馬券です)もあり、3連複343.1倍を200円買っています。
※全部の買い目は長くなるので一部のみ
さて皐月賞に話を戻しますが、ここは上位人気の馬が強そうだと思い、エピファネイアとコディーノで勝負する事にしました。
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結果は
シンプルですね。
ワイド1点勝負(エピファネイアとコディーノ)、あとは抑え1点のみ(保険で掛金回収のため)。
結果は、1着ロゴタイプ、2着エピファネイア、3着コディーノ。
私はよくやっていたのですが、どうしても買いたくない人気馬がいる時は、ワイドを買います。理由は、その馬が好走しようがしまいが、狙いの馬が来てくれれば必ず的中するからです。
あとは、このケースとは違いますが、何か変な馬が1頭くらい来そうだなという時もワイドを抑えるようにしています。
いま思い直すと、3連複が12.1倍もついていたのですから、そちらも買っておけよ!と考えてしまいますが、まあロゴタイプを買わないと決めていたので仕方ないですね。
今でも覚えているのですが、この時はエピファネイアとコディーノではなく、ロゴタイプの事ばかり考えていました。
ロゴタイプの取捨に1週間悩み続けて、結果1着。
もちろん勝負馬券はしっかり的中しているのですが、レース結果には正直、釈然としない思いもありましたね。
もしエピファネイアとコディーノの馬連で勝負していたら目もあてられなかったでしょう。
そうなると次は、ダービー
日本ダービー(東京優駿) 東京 2013年5月26日
1番人気はキズナ、そして2番人気はロゴタイプ、3番人気がエピファネイアでした。
やはりロゴタイプは地味ですね。
皐月賞馬(しかも2歳チャンピオン)が1番人気を譲ってしまうとは・・・
しかしこれはある意味仕方ないかもしれません。
そうです、キズナがいたからです。
命名の由来、鞍上は復活が期待される武豊、そして追い込み脚質。
もう人気になる要素満載ですね。
私はキズナは買いませんでした。人気に実力が伴っていないと。
軸はエピファネイアでした。
正直、福永騎手がダービー勝てるかどうのよりも、この馬が実力では1番だと思いました。
キズナは買わない。
ならばここはやはりワイド作戦ですよね。
エピファネイアは3着以内は鉄板。ならばあとは相手を間違えなければ・・・
そうです、ここで彼です。
ロゴタイプです。
本当に悩んで悩んで悩み抜きました。
果たして2400mの距離は持つのか?
でもキズナが過剰人気になっている分、実力ではエピファネイアの次にロゴタイプが来るんじゃないか。
エピファネイアは皐月賞が終わった時点で、次のダービーはくるのは間違いないと思っていたのですが、ダービーの週はもう、ロゴタイプをどうするかで頭がおかしくなりそうでした(笑)
ちなみにコディーノは皐月賞3着で見切りました。この馬はどう考えてもロゴタイプより弱いなと。
そして私の馬券と結果は
見事に散りました・・・
1着はキズナ、2着にエピファネイア、3着はアポロソニック。
そしてロゴタイプは3着と僅差の5着でした。
直線ではエピファネイアが抜け出し勝つか、と思われたところ、外からキズナは一気に抜き去りました。
ロゴタイプは3着あるか!と思わせましたが直線でじわじわとしか伸びず、内のアポロソニックをとらえられませんでした。
ええ、もう本当にショックでしたよ・・・
レース前は自信マンマンで、当たったら何買おうか、ぐらいの勢いでしたからね(笑)
ただこの時は、実は騎手がミルコではなく、弟のクリスチャン・デムーロだったんですよね。
実はずっと、このダービーの時、もしミルコだったら3着に来ていたんじゃないかと思いつづけていました。
その後、ロゴタイプはずっと1800mから2000mの距離を使い続けられ(ダートは例外)
はたしてロゴタイプは2000mを超えても距離は持つのか?という事は分からずじまいでした。
しかし2015年9月
とうとうロゴタイプが2000を超える距離にでてきました。
オールカマー(2200m)ですね。
しかも鞍上はミルコ!
しかし結果は・・・
4着
やはりダービーの時にミルコが乗っていても、3着は厳しかったようです。
今でもロゴタイプが出走すると、あの時のいろいろ悩ましい思い出が蘇ってきます。
ひたすら地味ですが、私に大きなインパクトを与えてくれた馬。
それがロゴタイプです。
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